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2019.10.02

「京都伏見まちづくり」プロジェクトメンバーが伏見桃山地区で桃の木探し【コミュニティマネジメント実習】

       「時間かけ育てた桃に愛着をわきたいけれど虫かゆい」





9月22日(日)に、社会学部コミュニティマネジメント(CM)学科のCM実習「京都伏見まちづくりプロジェクト」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 坂本清彦)のメンバーが、実習受け入れ先のまちづくり会社ぴあぴあ(株)が進めてきた「桃山プロジェクト」(桃プロ)のイベント「桃の木みっけ+ヨガと吟行の会」に参加しました。桃プロでは、江戸中期には「吉野の桜が伏見の桃か」とも言われるほど桃で知られた伏見桃山地区を再び桃源郷にしようと、地域の人々が2013年から約300本の桃の木を植えてきました。「桃の木みっけ」イベントでは、これまでに植えられてきた木の健康状態を確認し、プロジェクトの名前入りタグを付け替え、さらに伏見の風景をみて感じたことを題材に短歌を吟じました。
当日は朝9時に伏見区にある南部公園に集合し、準備運動を兼ねてヨガで体を温めた後、1班5人ほどの3班に分かれ桃山地区周辺に埋めた桃の木を探しに行きました。場所によっては日の当たり具合などで枯れてしまったものもあり、また木の大きさにばらつきがありましたが、生き残っている木の多くがしっかり育っているなという印象でした。


まずは桃プロメンバーが月2回開催するヨガで体をあたためました


伏見の御香宮神社で、ぴあぴあ代表の藤崎さんらと桃を確認

伏見の御香宮神社で、ぴあぴあ代表の藤崎さんらと桃を確認


タグをつけるメンバー


タグのついた桃の木

90分ほどで木の生存確認をして、ぴあぴあの運営するカフェ・コワーキングスペース「伏見寺田屋浜ピアーズンピアーズ」で、参加者全員で桃の木探しの間に感じたことを「五・七・五・七・七」の短歌に詠み、優秀作品を選びました。最優秀に選ばれたのは、実習メンバーCM学科3回生直木真奈美さんの「時間かけ育てた桃に愛着をわきたいけれど虫かゆい」です。桃プロ副代表で選者を務めた晴佐久浩司さんによる選評は「メンバーの想いを汲み取ってくれているが、何よりも蚊に刺された感覚の方が強く印象に残ったという素直すぎる歌。蚊に刺されたことを詠んだ参加者も多く、最も共感される」とのこと(当日は蒸し暑く、場所によっては蚊の襲撃に悩まされるメンバーも多かったです)。短歌を詠んだ後はみんなでたこ焼きを作っていただきました。
今回のイベントで、伏見の地を巡る中で様々な情報を現地の方から聞くことができて、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。


参加者が詠んだ短歌


当日参加した実習メンバー

地域の活動に積極的に参加することで、伏見についてより多くのことを知り、その中で学ぶことはたくさんあると感じています。後期に入り、活動はさらに多くなってくるので、自分たち学生ができることを今後も地域に発信していきたいと思います。



「伏見まちづくり」プロジェクトでは、11月3~4日に開催される伏見地区の一大イベント「お城まつり」に、積極的に参加させてもらう予定です。楽しいお祭りになると思うので地域外の方も是非お越しください。


【関連リンク】
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