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2019.10.21

【ゼミ紹介】基礎ゼミの課外プロジェクト学習の一環として壬生寺踏査に行きました(仏教学科・大谷由香先生)【文学部】

 仏教学科の基礎ゼミ(大谷担当)では、今期「壬生寺」をテーマとして、それぞれの問題意識でレポートを作成します。学びの一環として、10月13日(日)に壬生寺への実地踏査を行いました。

 壬生寺では、10月12日からの3日間、壬生狂言が行われました。
 実地踏査では、壬生狂言「炮烙割」「土蜘蛛」の演目を観劇し、特別に楽屋に案内していただきました。
 楽屋では演者さんがバタバタとしている中、室町時代から伝わる能面や、伊藤若冲の彫った能面、煌びやかな衣装などを見せていただきました。
 終始無言で演じられる壬生狂言を初めてみた学生さんからは「言葉を使わずに教えを説くという仏との共通性を感じました」という感想が出ました。

 その後、壬生寺境内を巡検し、「壬生狂言」以外にも、「地蔵信仰」「節分」「新撰組」「天神信仰」「柿ノ本人麻呂」「洛陽三十三所観音霊場」「京都十二薬師霊場」「地蔵盆」といった、さまざまなキーワードを発見しました。

 これからの学びにこれらのキーワードが結びついていきますので、それぞれの気づきを大切にしてほしいと思います。