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2019.10.23

市民協働のまち京都市で、新たな市民社会のモデルを創出―「京都をつなげる30人」関西初開催 10/29(火) 龍谷大学深草キャンパスにてキックオフ

【本件のポイント】
・「京都をつなげる30人」は東京都渋谷区、愛知県名古屋市、宮城県気仙沼市に次いで、関西で初めて実施されるまちづくりのプログラム
・地域のまちづくりプレイヤーとして市民・企業・行政・NPO/大学から丁寧に選んだ30人が地域イノベーションを協働する対話の場づくりを実施
・本プログラムは京都市レジリエンス戦略1)の実現に向けたコレクティブインパクト2)を達成することを目的

 龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)3)では、「誰一人取り残さない、持続可能で多様性と包摂性のある社会」の実現に貢献する理論と実践の展開を目的に活動をしています。その一環として、Slow Innovation株式会社4)と協力し、龍谷大学深草キャンパスにて「京都をつなげる30人」を実施します。
 「京都をつなげる30人」は、京都市のまちづくりプレイヤーとして、市民・企業・行政・NPO/大学から丁寧に選んだ30人が地域課題解決や新しい価値を創出するためのプランを考えるまちづくりプログラムです。これまで、楽しくまちの落書きを消していくプロジェクト5)などを実施してきました。
 「つなげる30人プロジェクト」は、これまで東京都渋谷区や愛知県名古屋市、宮城県気仙沼市で実施され、関西では今回が初開催となります。それぞれが相乗効果を生み出しあえる関係性を構築していくことで、組織や分野の壁を越え、地域の課題解決に向けた具体的なプロジェクトを創りだしていきます。


1.日時・場所・内容
(第1回)2019年10月29日(火)10時〜18時:オープニング、ファシリテーション研修
(第2回)2019年11月12日(火)10時〜18時:問いの設定、チームづくり
(第3回)2019年12月17日(火)10時〜18時:30人内セッション実践、オープンセッション企画
(第4回)2020年2月4日(火) 10時〜18時:クロスセクタープロジェクトのアイデア具体化
(第5回)2020年2月18日(火) 10時〜18時:クロスセクタープロジェクトの事業モデル具体化
(第6回)2020年3月3日(火) 10時〜18時:クロスセクタープロジェクトの宣言(夜:最終報告会)

※一般の方の参加・観覧は想定しておりません
※第1、2、4、5、6回は龍谷大学深草キャンパス22号4階会議室にて開催
※第3回は、mumokuteki hall(〒604-8061 京都府京都市中京区式部町261 ヒューマンフォーラム本社ビル 3F)にて開催

2.主催
 Slow Innovation株式会社

3.共催
 龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)、有限責任事業組合まちとしごと総合研究所

4.協賛  
 京都市

5.補足
1)京都市レジリエンス戦略
自然災害や人口減少をはじめとする様々な危機に対して、粘り強くしなやかに対応し、将来にわたって人々がいきいきとくらせる、魅力と活気に満ちた都市(=レジリエント・シティ)の実現に向けた戦略。

2)コレクティブインパクト
立場の異なる組織(行政、企業、NPO、財団、有志団体など)が、組織の壁を越えてお互いの強みを出し合い社会的課題の解決を目指すアプローチのこと。

3)龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)
2003年に設立された研究センター。持続可能な発展の実現を目指し、世界的視野から地域課題をとらえ、市民・企業・自治体など多様な主体と連携し、研究・現場の互恵的還流による公共政策の理論・実践のモデル構築・提示を行ってきた。

4)Slow Innovation株式会社
「イノベーションをファストからスローへ」という経営理念のもと、地域のつながりから社会イノベーションを生み出すための人財育成と仕組みづくりに取り組んでいる会社。株式外社フューチャーセッションズを2019年10月1日に会社分割(新設)して創立。

5)まちの落書きプロジェクト
「渋谷をつなげる30人」から生まれた「一般社団法人CLEAN & ART」によるプロジェクト。「クリーン(綺麗にする)」「アート(彩る)」という発信手段を通して、持続可能な社会実現に向けたメッセージの発信を目指す、新しい試み。



東京で開催されたイベントの様子

問い合わせ先 : 
 龍谷大学 地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)(担当:久保)