Need Help?

News

ニュース

2019.10.24

龍谷大生が有機野菜ビュッフェで里山の魅力を発信 若手有機農業者・地元住民・学生による新たな観光の形を目指し、開発商品を収穫祭で販売<10月27日(日) 京都市左京区里の駅大原にて>

【本件のポイント】
・京都市左京区大原の課題を解決すべく、「里の駅大原」にて龍谷大学生が企画した野菜ビュッフェを実施
・観光地として栄えた大原の課題は、高齢化が進んだ中での新しい観光資源の開拓であり、今回、地域農業を盛り上げているIターン若手有機農業者の野菜を主役にしたメニューを披露
・学生は、大原で若手有機農家・染織工房と連携、無農薬・有機肥料で農作物を育て、草木染めの布作りも行い、「衣」「食」の商品開発を実施


 龍谷大学政策学部大石ゼミナールでは、農村・農業の持続可能な発展をテーマに、地域の農業者と連携して循環型農業(有機農業)の推進や若手新規就農者支援、地域資源の再評価に取り組んでいます。
 ゼミでは、地域資源として「食」とあわせて「衣」にも注目し、ファストフード、ファストファッションなど大量生産大量消費に対峙するスローなものづくりを実践し、商品開発に取り組んでいます。

 本プロジェクトの目標は、有機野菜や天然繊維・草木染めの布の魅力を地元住民に再発見してもらうと同時に、市内外へ広く発信することで、将来的に大原をスローなものづくりの里とし、オルターナティブなライフスタイルを体験できる新たな観光の場とすることです。
 また大原地域は、現在、高齢化に直面しており、地域の活性化のために新たな観光資源や取り組みを模索しています。今回取り扱う大原の野菜は、一流シェフもこぞって買いにくるほど有名ですが、実は大原で食べられる場所は少ない状況です。そこで、今回は住民出資で設立された「里の駅大原」で本取り組みを実施することで、観光客が手軽に大原の恵みを実感する場にします。


1.日 時・場 所
 2019年10月27日(日)16時30分〜19時
 里の駅大原 レストラン「花むらさき」
 (〒601-1247 京都市左京区大原野村町1012番地)

2.実施内容
・有機野菜のビュッフェの実施(さつまいものグラタン、サラダ、チヂミ、アジ唐揚げ、豚汁、カレー、炊き込みご飯、アジの唐揚げ)
・草木染めグッズの展示、販売

3.スケジュール(予定)
  16:00頃  会場オープン
  16:30   開始
  18:30   終了・片付け


連携先農地で玉ねぎ収穫の様子


棉を糸車で糸紡ぎする様子(大原工房にて)

問い合わせ先…龍谷大学 政策学部教務課 担当:奥村・石倉  Tel 075-645-2285