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2019.10.26

【農学部】ベジタブル料理コンテストを開催

 2019年10月26日(土)、龍谷大学瀬田学舎開学30周年記念事業として、農学部「ベジタブル料理コンテスト」を開催しました。
 本イベントは、SDGsを促進するベジタブル料理として、京野菜・近江野菜を1つ以上使用した料理コンテストで、日本の伝統ある食文化「1汁3菜」を創作することがコンテスト課題です。高校生以上、大学生・社会人・アマチュア・プロ問わずだれでも応募可能で、数ある応募の中で一次審査を勝ち抜いた7チームが、当日の最終審査である調理審査に挑みました。審査員には、NHK「きょうの料理」に出演されている料理研究家の大原千鶴氏、「一子相伝 なかむら」(ミシュラン3つ星料亭)店主で本学農学部大学院生(博士課程)でもある中村元計氏をお招きし実施しました。

 調理時間は2時間。使用材料は京野菜・近江野菜を1つ以上使用すること以外にルールはありません。実際の調理には、各チームの手際の良さ・腕が光り、審査員らもその姿に圧倒されておりました。調理時間が終了後は、試食とプレゼンを行いました。考え抜かれた料理のプレゼンには気持ちが入ります。審査員の試食の反応が気になりながらも、各チームレシピや調理のアイデアを披露しました。出来上がった料理は、どれも斬新で創意工夫が見られ、見た目も味も一品の料理が並び、とてもハイレベルなコンテストになりました。プレゼン後は、審査員による採点を行います。審査員の票を最も集めたチームが優勝です。
 集計の結果、優勝は「桂高等学校」、準優勝に「うんとこさ」となりました。両チームの皆様、おめでとうございます。1位チームには10万円分、2位チームには5万円分、老舗料亭(菊乃井、木乃婦、新月、美濃吉竹茂楼、各料亭様から協力を得て選択できるようになっています)のお食事券が贈呈されました。

 今回使用した白米は滋賀県産のみずかがみです。滋賀県様よりご提供いただきました。味の素株式会社様からもご後援をいただき、誠にありがとうございました。また、本コンテストに応募いただいたみなさまありがとうございました。龍谷大学農学部はこれからも地域や企業との連携を大切に活動してまいります。本イベントは大盛況で幕を閉じました。

 【参加者からのコメント】
・料理を作るのは得意ではなかったが、ほかの方の手さばきが見れてとてもいい経験になった。
・様々な方々がおり、そして色々な料理があり、学ぶことも沢山あっておもしろかった。
・普段使っている、栽培している野菜を工夫できた。他のチームの料理がとても面白くて美味しかった。
・管理栄養士として野菜について改めて考えた。
・初めて大会に参加したが、チームで協力して準備できた。
・普段、一からやることは少ないので新鮮だった。
・他のチームの方と交流ができ、大原先生ともお話できたのでうれしかった。


調理風景①


調理風景②


調理風景③


調理風景④


調理風景⑤


調理風景⑥


審査の様子(試食・プレゼンテーション)


1位チーム:桂高等学校
テーマ:京野菜の魅力を日本の方を始め海外の方にも


審査員からの講評


【1位】桂高等学校:金時にんじんのおいなりさん、特製豆腐ハンバーグ、京水菜の白和え(ゴマ風味)、里芋、九条ねぎの京子カブおろし味噌汁、不思議なメンマ


【2位】うんとこさ:大人のお子様ランチ(お揚げのコロッケ風、ラタトゥイユ、春菊と京こかぶのポタージュ、キャロットラぺ)


京滋中華:涼拌三菜(三種の野菜ナムル) 三絲湯(三種の糸切り野菜のスープ) 乾焼茄子(茄子のチリソース煮) 天津飯


チーム西浦家:京野菜と滋賀果物の腸能力アップ料理(賀茂茄子の油淋鶏ソース、万願寺とうがらしの胡麻昆布和え、アボカドの豆乳スープ、梅生姜もち麦ご飯)


2018師弟コンビ:ベジタブル餃子、ブロッコリーの中華風スープ、枝豆とザーサイの白和え、秋野菜のさっぱり揚げ浸し


TASKS Always Make Us Fun:秋の炊き込みご飯 シジミと赤味噌のヴィシソワーズ 小鮎の南蛮漬け サラタ・テ・ビネテ味噌田楽 水菜と干瓢のおひたし


アプランティ:①Zuppa di zucchine ②Caponata di verdarakyoto ③Insalata di orzo perato ④Melanzane shimoda alla griglia


表彰式①


表彰式②