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2019.10.30

伏見の食材で中南米料理「セビッチェ」を作る【社会共生実習】

 社会学部の科目「社会共生実習(伏見の食材を活かした特産品づくりと地域連携)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 坂本清彦准教授)では、京都市伏見区ゆかりの食材を用いた「特産品」の開発に取り組んでいます。
 10月25日(金)には、特産品アイデアのひとつ「セビッチェ」の試作がおこなわれました。セビッチェとは、ペルーやメキシコなどで食べられる魚介類のマリネのことをいいます。一般的に具材には魚介類のほかにトマト、タマネギ、レモン汁、香辛料が用いられることから、伏見ゆかりの食材である唐辛子やレモン(伏見区内で栽培している農家さんがいます!)などが活用できるのでは、とひらめきました。





 まずは、具材の下ごしらえ。魚介はタコにしました。トマトはサイコロ状に、タマネギは食感が残るよう粗目に刻みます。そこにニンニク、オレガノ、オリーブオイルで風味をつけ、レモン果汁を多めに加えます。酸っぱいくらいが本場の味だそう。種を除いた唐辛子を入れ、全体を混ぜ合わせたところで味見です。



 緊張の瞬間。どうやら、予想より唐辛子が効いて辛かったようです。みんなで相談しながら、再び味を調えていきます。



 ガラスの器に盛り付けて完成です。トマト、唐辛子、タコの赤い色に、オレガノの緑色が映えてとてもきれい。見た目からすでにおいしそうです。食べてみるとレモンの酸味がとても爽やかで、具材それぞれの食感も楽しめます。唐辛子がアクセントになっていて、素敵な一品に仕上がりました。


セビッチェの出来上がり


先生の評価は…?

 完成品は、ここに九条ネギも加わるとのこと。伏見の食材をふんだんに使った、少し和のテイストがあるセビッチェになりそうです。
 お土産品やレストランで採用してもらえるような商品を生み出すため、受講生たちは今後もいくつかのアイデアを実際に調理し検討を重ねて、12月28日(土)にはお披露目会を開く予定です。どのような商品ができあがるのか、今からとても楽しみです。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。