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2019.11.18

ノーベル平和賞受賞ムハマド・ユヌス氏登壇の龍谷大学創立380周年記念事業「世界宗教フォーラム」・記念式典を開催【研究部・総務部】

11月16日(土)、龍谷大学創立380周年記念事業「世界宗教フォーラム」を開催しました。
第1部では、2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏にお越しいただき、基調講演を開催。
講演は、低利融資によって貧困層の自立を支援するために、ユヌス博士により設立されたグラミン銀行の設立経緯から始まり、「自分は誰で何のために存在するのか」、「その人生の目的と意味を見つける手助けをすることが教育の使命である」との力強い言葉で、締めくくられました。

第2部では宗教者・科学者・産業界の方々による「自省利他」に関する特別講演が行われました。講演では森本公誠氏(東大寺長老)、ハンス ユーゲン・マルクス氏(藤女子大学学長・カトリック司祭)、吉川弘之氏(東京大学第25代総長・日本学士院会員)、熊野英介氏(アミタホールディングス株式会社代表取締役)が、それぞれ仏教、イスラム教、キリスト教、工学、企業における「自省利他」について講演、その後、パネルディスカッションを開催しました。

フォーラムには320人が参加し、参加者は熱心に講演に聴き入っていました。その後、龍谷大学創立380周年記念式典には、250人が列席し、入澤学長が創立380周年を迎えた龍谷大学の、未来に向けたメッセージを発信しました。