2019.11.21
カフェスタイルで農学を学ぶ -草津東高校×龍谷大学農学部 アグリカフェ実施-
2019年11月25日(月)に滋賀県立草津東高校にて農学を身近に感じてもらう取り組みとしてアグリカフェ※を開催しました。
当日は、「果物の“香り”と“おいしさ”~鼻で味わう食べ物を~」をテーマにして、
匂いだけで試験管の中に入った果物の味を当てる課題に取り組みました。
各グループで、全く答えが違ったりして、実験中は大いに盛り上がりました。
答えを知り、意外な匂いの組み合わせだったと知ると、生徒からは驚きの声が上がりました。
最後にウェンダコーン S.K. 講師(資源生物科学科)から、香りと味の関係性について解説され、最新の研究などが紹介されました。
今後も、農学部では、「食」や「農」に関する内容を実験や体験をとおして、中・高校生の研究や学びへの意欲を醸成する取り組みを行っていまいります。
※アグリカフェは造語です。カフェのような雰囲気の中で科学を語り合う「サイエンスカフェ」に倣っています。
【参加者の感想】
・香りだけで、果物や野菜を当てるのは難しかったけど、班で盛り上がって楽しかった。自身も積極的に参加して学ぶことができた。
・先生の話も分かりやすくて、内容もとても興味深かった。
・においは味をおいしく感じるためにはとても必要な要素なんだなと感じた。
・今まで「農学」にはあまり触れる機会がなかったの、今回関心が高まった。
【ウェンダコーン講師のコメント】
青果物の「香り」について一生懸命考えている高校生の姿がとても印象的でした。野菜や果物にはどんな香りがあるのか、目に見えないその香りがおいしさに影響を与えていること、特に香りが果物の品質向上につながることなどを伝えたかったです。アグリカフェを通して、農学・農業分野に興味を持っていただければうれしいです。
当日の様子が産経新聞に掲載されました。
https://www.sankei.com/region/news/191119/rgn1911190009-n1.html