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2019.11.19

岡山県立岡山操山中学校の皆さんが東 豊研究室を訪問されました(臨床心理学科・東 豊 先生)【文学部】

 11月14日(木)、岡山県立岡山操山(そうざん)中学校の2年生が大宮キャンパスを訪問されました。
 岡山操山中学校は中高一貫教育を行う岡山県立中学校として、岡山操山高等学校と一体となった特色ある教育活動を展開されています。
 その教育活動の一環として「未来航路プロジェクト」と題し、「生徒が体験的な学習に取り組む中で、様々な学び方や調べ方を身に付け、自分の学ぶ目標について考える」「自分が生きている社会や地域について調べ、より良い生き方に向けての提案をする」というねらいを持った学習を進めておられます。今回はその中でも京都研修の一環として、臨床心理学に興味を持たれたことをきっかけに、文学部臨床心理学科の東 豊教授の研究室を訪問されました。

 中学生たちは質問されたい事項を事前に準備されており、東教授へ質問状を元にインタビューが始まりました。質問のなかでは
「Q:多くの心理的なケア方法があると思うが、年齢によって適切なケア法はどのように変わってくるのか?」
「Q:家族療法についてインターネットで調べたが、具体例がなく専門的なものがたくさんあり、詳しい情報を得られなかった。家族療法について具体的な例を挙げて説明してほしい。」
「Q:心の病をなるべく軽くするために、カウンセリングに対する日本人の意識を改め、カウンセリングを受けやすくするべきだと考えていますが、私たちへアドバイスがほしい。」などを東教授へ質問されていました。

 中学生たちは質問のなかでもカウンセリングや家族療法について特に興味があり、どのようにクライエントに接してカウンセリングをするのかということを約1時間30分に渡り熱心に質問されていました。
 またインタビューを通じて知りえたカウンセリングの手法を、自分たちの友人や、困っている方への関わり方として活かしたいという感想を持たれ、インタビューは終了しました。

今回の訪問が、今後の中学生たちの生き方への一助となることを願っています。