2019.11.20
~「仏教SDGs」、まごころある人が育つキャンパスづくり~「共生(きょうせい)のキャンパスづくり 」シンポジウムを開催 <11月27日(水)深草キャンパス21号館6階603教室>
【本件のポイント】
・龍谷大学の障がい※1学生支援の現状を、障がいのある学生の「困りごと」を起点とし、学生や教職員からの発信によって大学全体で共有
【本件の概要】
本学では、今年創立380周年の基本コンセプトとして「自省利他※2」を掲げ「仏教SDGs※3」に取り組んでいます。
これまで障がいのある学生の学修支援や学生生活支援、キャリア支援を展開しており、今般、障がいのある学生の学修上の「困りごと」を起点に、学生、教職員、地域等の協働による取組を報告し、「共生(きょうせい)のキャンパスづくり」について考えるためのシンポジウムを、下記のとおり開催いたします。
※1龍谷大学では、「障がい」と表記するように統一しています。
※2自省利他:「自省」とは自らの在り方を省みること。自分には自己中心性・利己心が宿っていると自覚し、絶えずその払拭に努める。これが「自省」。「利他」とは他者に対して思いやりを発動すること。他者の幸福を願っての行動。これが「利他」。「自省利他」は、人間の有する「自己中心性」が諸々の難問を生じさせている現代社会において、それらを解決し得る行動哲学。
※3仏教SDGs:龍谷大学の建学の精神である浄土真宗の精神の中枢にある言葉『摂取不捨』(すべての者を見捨てない)がSDGsの理念『誰一人取り残さない』に通じることから、仏教とSDGsとを結び付ける本学ならではのアプローチで、持続可能な社会の実現に貢献する。
1.日 時 :2019年11月27日(水)
15:00 ~18:00 (開場 14:45)
2.場 所 :龍谷大学深草キャンパス21号館6階603教室
(京都市伏見区深草塚本町67)
3.内 容 :
第1部 基調講演
テーマ 「仏教SDGsと自省利他 -学生が光り輝く大学へ-」
龍谷大学 学長 入澤 崇
第2部 シンポジウム
報告①「繋がっていく共生(きょうせい)キャンパス-深草・大宮-」
報告者:経営学部2年 岡村 勇輝
報告②「“友に生きる” ~支援をこえた関係~ -瀬田-」
報告者:社会学部4年 清水 瞭 3年 河村 啓
報告③「与え、分かち合う存在へ 〜カフェ樹林からの若者達の挑戦〜」
報告者:株式会社 革靴をはいた猫 社長 魚見 航大(政策学部卒)
報告④「『共生(きょうせい)』のキャンパス・ビジョン
~学生、教員、職員一人ひとりが担い手となることができるために~」
(仮称) 中間報告
報告者:障がい学生支援に関するビジョン・ワーキング・グループ
代表 林 美輝(文学部教授)
報告後、ディスカッション
4.申 込 :参加費無料、事前申込は不要。
5.主 催 :龍谷大学障がい学生支援室、宗教部、
龍谷エクステンションセンター(REC)
6.協 力 :障がい学生支援に関心のある学生有志、
京都大学高等教育アクセシビリティプラットフォーム(HEAP)
7.情報保障 手話通訳あり
問い合わせ先 :
龍谷大学障がい学生支援室(深草)
担当:神牧、瀧本、山下 Tel : 075-645-5685