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2019.11.28

「食料流通システム論」にて講演会を実施~地場・伝統野菜の流通システム~

11月21日の食料流通システム論では、外食店での近江野菜の仕入をきっかけに、滋賀県下の野菜の卸売に進出し、現在ではスーパーのインショップなども手掛けておられる株式会社EVERGREENの清水裕之社長をお招きし、ご講演いただきました。卸売市場に出荷してもほとんどお金にならないサイズの農作物をどのようにお金に換えるかといったお話から、青果物を取り扱う業者として心がけておられる「三方よし」の理念に至るまで、時間が足りなくなるほど熱のこもった講義で、学生も熱心に耳を傾けていました。清水社長は、講義終了後も40分以上学生の質問にお答えくださいました。
学生からのコメント:「『どこかが1人勝ちするような流通は長続きしない』という言葉が印象に残った」「生産や流通・消費に関わる全体を知っていることで、それぞれの立場で損をしないことを考えたり、信頼関係を作ることでこうした流れを持続することができるのかもしれないと思った」