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2019.11.26

英語英米文学科 英語学(塩田ゼミ)卒業論文研究発表会を開催しました【文学部】

塩田ゼミ4回生

 2019年11月16日(土)、文学部 英語英米文学科 英語学 塩田英子ゼミでは毎年恒例の3・4回生合同卒業論文研究発表会を開催しました。

 卒論研究発表会は今回で4回目。今年は20の研究発表が行われ、4回生がパワーポイントを用いたプレゼンテーションを展開。卒論研究に対する熱い思いを後輩たちに伝えました。

 発表会にはゼミに所属する3・4回生はもちろん、他のゼミの4回生や英語学に興味のある2回生も参加。3時間半におよぶ発表会でしたが、内容はもちろん、情報の提示方法にも創意工夫が盛りだくさんのプレゼンテーションが行われ、参加者は皆、熱心に聞き入っていました。

 2019年度の塩田ゼミでは、卒業論文研究として、英語の冠詞、字幕翻訳と吹き替え翻訳の違い、英語のジョークやポライトネスによる対人的距離の調整、スポーツと言語学、役割語やことばとジェンダー、イギリス英語のMockney、英語由来のカタカナ語、ことばと国家の問題など、さまざまなトピックに語用論的観点からアプローチしています。ディズニー映画や英語圏のドラマを用いた翻訳研究、大手コーヒーチェーンの広告戦略にみるポライトネス、ゲーム動画の日英語対照研究など幅広い題材からの用例を分析した、ユニークな研究が盛りだくさんの発表会となりました。

 この研究発表会が終わると、4回生は卒論研究の大詰めを迎えます。発表会をひとつの区切りとして4回生は卒業論文の完成、3回生は卒業論文のテーマ選定に取り組んでいきます。


発表会参加者


三谷 真穂さん「社会変種から見たイギリス英語 ―RPからMockneyへ―」


小澤 菜実さん「役割語の日英語対照研究 ―ディズニー映画を例に―」


渡邉 徹也さん「スポーツと言語学 ―スポーツ選手の一人称をめぐって―」


嶋津 瑞稀さん「英語のジョークについて ―認知効果の観点から―」


土肥 永樹さん「英語由来のカタカナ語 ―その定着と意味変化―」