Need Help?

News

ニュース

2019.12.03

経営学部特別講義「我が社の経営と京都」において 株式会社 龍村美術織物 会長 龍村 旻(たつむら きよし) 氏に ご講義いただきました

 11⽉19⽇に⿓⾕⼤学・経営学部で開講している特別講義「我が社の経営と京都」において株式会社 龍村美術織物 会長 龍村 旻(たつむら きよし) 氏による講義が、⿓⾕⼤学深草学舎にて⾏われました。

 龍村美術織物は1894(明治27)年に創業され、講義にお越しいただいた龍村会長は四代目とのことです。講義当日、会社の製品である織物や帯等をたくさんご持参いただき、教室に所狭しと展示いただきました。そのうえで、会社の製品構成や、紋織物の作り方をお話しくださり、受講生はその講義のお話しや綺麗な織物に興味津々の様子でした。現在も手織りをされる織手さんが会社に20人くらい在籍されているとのことで、中には20歳の時に入社し、現在85歳の従業員の方もおられるそうです。
 織物というと帯や着物が思い浮かぶと思いますが、それらだけでなく室内装飾の壁紙、新幹線や京都市地下鉄の車内の椅子のシート地なども作っておられるそうで、製品を身近に感じられました。
 龍村会長のお話しから会社や織物の歴史に触れることができ、受講生は講義に熱心に耳を傾けていました。

 この特別講義は、優れた京都企業から総合的に学ぶために経営学部に設置された特別科⽬です。優良京都企業がどのような経営を実践して現在に至っているか、経営者による連続講演を通して企業経営の実際的理解が深められることを講義⽬標としています。
(担当教員 細川 孝)