2019.12.12
株式会社松屋 代表取締役社長執行役員による講演会が行われました。
2019年12月12日(木)、株式会社松屋 代表取締役 社長執行役員 秋田 正紀 氏をお招きし、「デパートと『食』との関わりについて」と題してご講演いただきました。
株式会社松屋は、東京・銀座を代表する百貨店で、今年創業150周年を迎えられました。
本講演会では、百貨店の歴史から、現在の日本の百貨店業界の動向、松屋が取り組む『食』の販売戦略・社会貢献事業等についてお話いただきました。
講演後には学生から「全国展開しないのはどうしてですか。」「東京オリンピック開催で銀座周辺の環境が変わると思うが、経営者としてどうお考えですか。」「食品ロスの観点から、恵方巻などを受注生産制にしたコンビニは結果として収益が下がったと聞くが、百貨店としてはどのような取り組みをされていますか。」など多くの質問が寄せられました。
<学生の感想>
「明治時代から続く伝統あるお店でありながら、最先端の商品を常に探し続ける姿勢がすごいと思いました。『銀座のはちみつ』のような独自性のある商品も、銀座松屋でしか買えないオリジナリティがあって、素晴らしいアイデアだと感じました。」
「百貨店業界全体の歴史や、現在の経営形態など、よく理解できました。今やデパートを象徴する『デパ地下』は、百貨店・製造者・客の三者の視点から、百貨店の特徴を最大限活かせるコンテンツであることがわかりました。」
「松屋と聞くと、銀座のデパートのイメージが強かったのですが、グループ会社には環境開発や食産業、専門学校まであると知り、驚きました。様々なジャンルの業界にアプローチすることで支持者を獲得することができていると思いました。」