2019.12.13
第26回 真宗保育学会 京都大会
2019年12月7日(土)~8日(日)に第26回真宗保育学会(京都大会)を深草キャンパスで開催いたしました。
第1日目(12/7)の学会開会式では、こども教育学科2年生が真宗宗歌をはじめ恩徳讃など数々の仏教讃歌を歌唱しました。130名によるハーモニーとその迫力は動画をご覧下さい。
また、開会式にひき続き、入澤崇・本学学長による基調講演「未来を担う子どもたち」を聴講しました。アフガニスタンの子ども達との出会いのエピソードにはじまり、先日凶弾に倒れられた中村哲医師の偉業、異民族がひしめくシルクロードでなぜ仏教文化が開花したのかなど、興味深いお話の数々に耳を傾けました。
しかし、何よりもこども教育学科の学生諸君の心に刻まれたのは「幼児教育は<未来>を創る崇高な仕事」というフレーズであり、エールであったのではないでしょうか。
なお、学会への学生参加の意図は、卒業後も継続的に学び、成長し続ける保育者であるためには自己研鑚の機会の1つとして「学会」という学びの場を体験的に理解しておく必要があるという、大きなねらいからでした。こども教育学科開設以降「やりっぱなしにしない」実習教育を掲げて取り組んできましたが、開設10年目を迎えるにあたり、より一歩前へ進み出て、「出しっぱなしにしない(卒業させっぱなしにしない)」卒後教育を視野に入れた試みの1つです。
学長入澤崇先生の基調講演の発表レジュメを添付いたしております。貴重なご講義を思い出しましょう。