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2020.01.09

大宮学舎140周年記念特別講義「『カルピス』の生みの親、三島海雲に学ぶブランドを通じた社会貢献」の開催【文学部】

 2019(令和元)年12月19日(木)、大宮学舎140周年記念事業の一環として、アサヒ飲料㈱常務執行役員・マーケティング本部長の大越洋二氏をお招きして、「『カルピス』の生みの親、三島海雲に学ぶブランドを通じた社会貢献」と題する特別講義を大宮学舎で開催し、文学部生を中心に200名を超える参加者が集いました。

 三島海雲は、明治時代に龍谷大学の前身である文学寮や高輪仏教大学で学んだ、本学学生にとっての大先輩です。その三島が内モンゴルで出会った酸乳(発酵乳)にヒントを得て、日本初の乳酸菌飲料である「カルピス」を発売したのは、1919(大正8)年のことです。以後、「国利民福」を理念としたビジネスを展開し、社会貢献にも積極的に取り組みました。
 大越氏による基調講演「100周年を迎えた『カルピス』と生みの親、三島海雲」では、こうした三島の信念と志、そして実践を受け継ぎながら100周年を迎えた「カルピス」ブランドの特長や、ブランドを通じた社会貢献活動について、ご講義いただきました。さらに、講義の後半では入澤崇学長との対談(進行:安藤徹文学部長)をしていただき、「カルピス」に込められた三島の思いや仏教者であったことの意味、100年もの間、国民飲料として愛されつづけられてきたブランド力の高さの秘密などについて、興味深いお話をうかがうことができました。

 なお、『京都新聞』2019年12月22日付朝刊にこの講義についての記事が掲載されています。併せてご覧ください。 URL『京都新聞』2019年12月22日付朝刊


文学部長 安藤 徹 教授


アサヒ飲料㈱常務執行役員・マーケティング本部長の大越洋二氏


龍谷大学長 入澤 崇 教授