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2019.12.23

こども教育学科・教員FD研修会

こども教育学科・教員FD研修会を開催しました
 12月11日(水)16:30~17:30まで、こども教育多目的室にて教員による教育の改善・開発の研修会を開催しました。保育内容(表現)、基礎技能(図画工作)担当の羽溪教授から、「<紙コップ>という素材を通した“主体的・対話的・深い学び”とは」をテーマに、<紙コップ>という身近な素材を使ったワークショップを参加者教員全員が実際に体験いたしました。素材とであい、みたて、そうぞう(想像・創造)し、つたえる、といった「主体的・対話的・深い学び」のプロセスを、実際に参加教員自身も体験することを通して、「表現」における素材経験とその展開の面白さ、重要さを実感し、再度「学び」の意味について考えました。保育の活動において大切なことは、豊かな材料経験=関わること、そしてその活動の結果そのものよりも、その関わる過程、プロセスであることを再認識しました。そして、活動=遊びそのものにある「学び」については、一人学び、協働学びが互いに行き来していること、たった一つの素材から様々な遊びが展開され、様々な学びのスタイルや展開されることを、理屈を越えて体験することが出来ました。
専門分野や領域の異なる同僚がどのような目的で授業を展開し、授業運営上の問題や課題に直面しているのかを共有する機会は、質の高い保育者養成をめざす本学科のチーム教育において重要な意味を持ちます。教員相互の連携や創造性の開発などチームワークを鍛えるトレーニングとしての効果を実感させるものでした。会議というコミュニケーションを当然視しがちですが、一緒に手を動かす作業(協働)のなかにこそ、相互理解の促進や連携の強化、さらには創造性やイノベーションのヒントがあるのかもしれません。


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