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2019.12.19

「日本・京滋の食料と農業」にて講演会を実施~中山間地域を活かす農業ビジネスの創造~

 2019年12月19日(木)2講時「日本・京滋の食料と農業」にて、「中山間地域を活かす農業ビジネスの創造」と題し、講演会を実施しました。
 テレビや新聞等でしばしば紹介される京丹波の有限会社ファーム社長 高田 成 氏にご登壇いただき、中山間地域とりわけ限界集落の活性化と世界一辛いとギネス認定されたことがあるハバネロを使った篠ソースの誕生に至る道のりについてお話いただきました。高齢化が進み規模が零細な農家もまとまれば大きな力となることや常識にとらわれないクリエイティブな発想が活性化の鍵となることを示していただきました。珍しい新野菜の発掘と種子の供給、土地と生産者に合った野菜の生産、売り先の確保といった中山間地域のビジネスモデルをわかりやすく解説していただきました。
 学生たちは、中山間地域を元気づける革新的な事業の紹介に熱心に聞き入っていました。今までにない取り組みであるからこその苦労話も心に響いたようです。事業の活動を深く突き詰めると「ひととのつながり」になることに気づかされ、感銘を受けたようです。お話の後、次々と質問の手が挙がり、熱心な質疑応答が続きました。