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2019.12.24

現代福祉学科授業内で「パフォーマンス・ラボvol.2」イベントを行いました!【社会学部】

12月20日(金)5講時、社会学部現代福祉学科「ソーシャルワークの基盤と専門職」の授業内にて、社会福祉法人グロー協力による「パフォーマンス・ラボvol.2」のイベントを行いました。


「パフォーマンスラボ」とは、障がいのある人・ない人が共に参加してひとつの作品づくりを目指す、滋賀県内のアーティスト同士のコラボレーション企画であり、その第2弾となる今回のイベントでは、障がいのある人とその支援者が参加するパフォーマンス集団「湖南ダンスカンパニー」が、画家 中山晃子氏、音楽家 吉田隆一氏とコラボして即興パフォーマンスを行いました。


“芸術における送り手と受け手の曖昧さ”の表現を試みたという本イベント。ダンス、サックスの演奏、その背景でうごめく色彩と、舞台はアーティスト同士が対話を重ねるようにして展開され、時には鑑賞者自身も舞台上の空間、会話に招き入れられるような感覚を味わう、参加者全員に創作の空間が共有されるパフォーマンスでした。

一方的に提供するのではなく、相互に与え合うという観点から、本イベントは現代福祉と芸術の親和性を示すものでもありました。「ソーシャルワークの基盤と専門職」担当の山田 容先生は「支援を提供するだけでなく、人と人との繋がりをマネジメントするのも福祉のあり方。それに伴う困難、葛藤ごと楽しんでいければ」と、福祉を学ぶ学生にとって多様なあり方を見せる福祉の現場に触れる絶好の機会となったと話されました。



吉田 隆一氏


中山 晃子氏


湖南ダンスカンパニー 北村成美氏、後村英治氏(左)


アフタートークの様子

本イベントは、学生・教職員合わせて150名近くの方が参加され、盛況のうちに終了致しました。