2019.12.26
「仏教伝道Fes2019」を開催しました【文学部】【実践真宗学研究科】
2019年12月16日深草キャンパス顕真館において、「仏教伝道Fes2019」が開催された。大学院実践真宗学研究科の有志によるLIFE SONGSとテクノ法要で知られる福井県照音寺住職 朝倉行宣氏をお招きし協同で新たな仏教伝道が実演された。
大学院実践真宗学研究科生を中心として寺院に留まらない活動を展開しているLIFE SONGSは、歌を通して仏教の慈悲や人間の儚さを表現し伝えていくといった目的があり、仏教伝道に限らない幅広い活動が展開されいる。
朝倉氏は、仏教儀礼の場に光と音を導入したテクノ法要を行っている。奇抜なことをすることが目的ではなく、その奥にある「様々な意見や刺激に対応できる感受性を持ち続け」、一人でも多くの方が、自由にお参りできることを目指し取り組んでいるとのこと。当日は、映像を用いた煌びやかな浄土の世界が会場に表現された。
朝倉氏とLIFE SONGSの両活動は、ともに視聴覚による伝道を行うことで、宗教の入り口を拡げ、より多くの人に仏教に親しんでいただくことを目的としている。今回のイベントを企画・開催した実践真宗学研究科の足利大輔氏は、「寺離れ」が進む中で、こうした映像や音楽を媒介とする仏教伝道Fesを企画・開催することで、多くの人々が仏教に触れる機会を提供したいと述べた。
開催日時 2019年12月16日(月)17:00~19:00
開催場所 龍谷大学 深草学舎 顕真館
演 者 朝倉 行宣氏(福井県照音寺) / LIFE SONGS(実践真宗学研究科有志)