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2020.01.15

大宮学舎140周年記念シンポジウム「かたりのチカラ」の開催【文学部】

 2019(令和元)年12月22日(日)、龍谷大学大宮学舎140周年記念シンポジウム「かたりのチカラ―社会を結びほぐす人文学の可能性―」(主催:龍谷大学文学部、京都新聞 後援:京都市下京区、京都市教育委員会 協賛:龍谷学会、龍谷大学校友会、龍谷大学文学部・短期大学部同窓会、龍谷大学親和会)を開催しました。
 
 当日は、400名近くの聴衆でほぼ満席となった会場で、作家の澤田瞳子さんをメインゲストとしたトークセッションとパネルディスカッションが行われました。

★第一部 トークセッション 「歴史の語りかた、物語の読みかた」  澤田瞳子さん☓安藤 徹文学部長
 平安朝文学を専門とする安藤文学部長(日本語日本文学科教授)を聞き手に展開したトークセッションでは、創作活動に関すること、ことばで表現することの魅力、あるいは歴史・物語と現代との関係などについて、澤田さんから興味深いお話をうかがうことができました。

★第二部 パネルディスカッション 「社会を結びほぐす人文学」  澤田瞳子さん 兼松佳宏さん(勉強家/京都精華大学人文学部特任講師) 入澤 崇学長
 澤田さんに加えて、勉強家/京都精華大学人文学部特任講師の兼松佳宏さんと入澤 崇龍谷大学学長(文学部仏教学科教授、専門は仏教文化学)をパネリストに迎え、「社会を結びほぐす人文学」というテーマをめぐって、それぞれのお立場から知的刺激に満ちたやりとりが繰り広げられました。そして、文学部での学びの意義や人文学の大切さなどについて、力強いメッセージを頂戴しました。

 多くの来場者からは、とても面白いシンポジウムで時間が足りないくらいであったとの感想が届けられるなど、「かたりのチカラ」で社会を結びほぐす人文学の可能性を実感できる意義深いシンポジウムとなりました。

 なお、『京都新聞』に本シンポジウムの採録記事が掲載される予定です。そちらもぜひお読みください。


作家 澤田瞳子さん


龍谷大学長 入澤 崇 教授


龍谷大学文学部長 安藤 徹 教授


京都精華大学特任講師 兼松佳宏先生





作家澤田瞳子さんサイン会が行われました