2020.01.08
卒業論文提出受付がはじまりました【文学部】
文学部卒業論文の提出受付がはじまりました。
文学部では、卒業論文作成をして卒業を迎えます。4年間の集大成として、ご自身がテーマにしたものを調べて論文としてまとめています。指導教員と研究テーマに沿って論文を作成していくことで、多くの「知」の発見がなされています。
本日、10時から清和館3階ホールにて受付開始とともに多くの方が、卒業論文の提出に来られてました。
受付は2020年1月8日(水)~9日(木)で、明日締め切りが15時までということで、時間に余裕をもって来られる学生が多いようです。
また、当日に卒業論文を提出した学生にインタビューをいたしました。
「卒業論文の提出を終えての感想をお聞かせください。」という問いに次のような回答がありました。一部ご紹介いたします。
・日本語日本文学科の学生
日本語誌(語彙誌)を勉強したくて日本語日本文学科に入学しました。卒業論文で
は、「色名としての「肌色」」の成り立ちの研究をしました。絵を描くことが好きだ
ったので、あわさった研究テーマに取り組むことができ、楽しく進めることができま
した。研究テーマを決めるのが遅れたことから、担当の先生に面倒をおかけしました
が、無事完成でき良かったと思います。
(趣味の絵を描くこととあわさった研究テーマで楽しく論文作成に取り組めて良かった
です。)
・歴史学科東洋史学専攻の学生
もともと歴史が好きで歴史学科東洋史学専攻に入学しました。漢文を調べることが
得意でないので、1年生の頃は自信がありませんでしたが、講義を受けているうちに、
漢文の力がつき自信が持てました。卒業論文でも、漢文を調べることがまったく苦
になりませんでした。口述諮問がこれからありますので、まだまだ勉強を続けてい
きたい。
(苦手な漢文も、講義を受けていくうちに何の苦にもならなくなったとのコメントが
とても印象的でした。)
高校時代は、日本史しか勉強をしてこなかった私ですが、1年生のときに受講した
「アジアの歴史」でモンゴルについて学ぶことができ、もっと学んでみたいと思う
ようになりました。研究テーマを決める際も、他の学生と違うモンゴルの民話につ
いて論文を書くことにしたことで、文献が少なく苦労もしましたが担当教員の熱意
ある指導で、まとめあげることができました。
(高校の時に日本史しか学んでなくても、モンゴルに関心を持ち卒業論文までまと
めることができるようになったこと。調べる力がついたことは、すばらしく卒業後
も必ず役立つことでしょう)
卒業論文作成したことを自信とし、自分自身の力を信じて、卒業後もご活躍されることを期待しております。