2020.01.11
シリーズ展6/特集展示「仏像ひな型の世界」が開幕!【龍谷ミュージアム】
龍谷ミュージアムでは、シリーズ展6「仏教の思想と文化-インドから日本へ-」/特集展示「仏像ひな型の世界」を開催しております。
本展では、インドで誕生した仏教が各地の文化や風習と融合しながらアジアから日本へ伝わっていく流れを貴重な文化財や映像等で紹介しています。
特集展示では、仏師たちが仏像などの彫刻をつくる際に使用した「雛型」と呼ばれる模型や資料を展観します。15代にわたり系譜を連ねた京都仏師の畑治良右衛門が伝えてきた雛型を是非ご覧ください。
また、会期中には、本願寺の書院(国宝)や伝道院(重要文化財)を、学芸員の解説を交えながら拝観するツアー、スペシャルトーク、ギャラリートークなどの関連イベントも開催します。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。
会期
2020年1月9日(木)~ 2月9日(日)
2020年2月22日(土)~ 3月22日(日)
※ 休館日:月曜日(ただし、1月13日、2/24は開館)
開館時間
10:00 ~ 17:00
※最終入館受付は16:30まで
本展特集展示の概要
仏像などの彫刻をつくる際、仏師たちは「雛型」と呼ばれる模型を使用しました。大きな仏像をどのようにして効率的に彫るかを考えるため、または注文主である施主や発願者にみせる完成予想図としての役割などを果たしたのでしょう。
江戸時代には全国各地で膨大な数の仏像がつくられました。そうした江戸時代の造仏界をリードしたのが、七条仏師をはじめとする京都仏師です。今回の特集展示では、『大仏師系図』にもその名が記され、江戸時代から平成まで15代にわたって系譜を連ねた京都仏師・畑治良右衛門が伝えてきた雛型の数々を展観します。手のひらサイズの小さな雛型を通して、江戸時代の仏師の幅広い活躍を、手に取るように感じていただければ幸いです。
関連サイト
・特集展示:仏像ひな型の世界・特設サイト
・龍谷ミュージアム公式twitter
・開館スケジュール
・アクセス

