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2020.01.08

卒業生による保育実技指導

こども教育学科 保育実習指導Ⅱ 1年生 卒業生による保育実技指導 

 2月から3月にかけて幼稚園、保育所(園)での初めての実習を控えている1年生を対象に、卒業3年目の先輩方をお招きし、柔道場で保育実技指導を行いました。今回は田邉絢菜先生(ピノキオ保育園)、溝畑未希子先生(光林保育園)、村尾美和先生(安朱保育園)の3名でした。
はじめは「猛獣狩り」の遊びをとおしてのウォーミングアップでした。猛獣のひらがなの字数、例えば、「い・り・お・も・て・や・ま・ね・こ」は全部で9文字、急ぎ9人グループを作って着座します。グループからあぶれた人がオニになるという単純ですが、ちょっとスリルのある遊びを体験しました。
身体がほぐれた後は3グループに分かれ、順番に先輩の実技指導「バナナダンス」、「フラフープ入りゲーム」、「廃材で簡単製作“てるてるぼうず”」等を体験的に学びました。学生たちは4-5歳児になったつもりで、遊びを楽しみながら、実習での部分保育の準備のため、注意点を尋ねるなど熱心に質問していました。卒業生はそれぞれの学生時代や現職保育者としての経験をふまえ、適確な助言・指導をしてくれていました。
  最後のまとめでは、先輩の苦労話や失敗談も披露され、たとえピアノが苦手でも、実習指導者から「あなたは保育者に向いてない」旨のお言葉をもらっても、自分を信じてコツコツとねばり強く努力を重ねて今があるという勇気が出る話もありました。最初はみんな初心者だから、失敗を恐れずに学ぼうとの力強いエールです。卒業生の保育者としての成長と、保育者を目指す学生達とのやり取りから、共にこども達の未来を背負う、微笑ましい学びの姿を感じることが出来る、素晴らしい時間でした。


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