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2020.02.25

「政策実践・探究演習(洲本プロジェクト)」 第6回合宿実施【政策学部】

 2020年2月8~9日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(担当:白石 克孝教授)の第6合宿を行い、学部生・院生27名が参加しました。
■2月8日
淡路信用金庫やコープこうべの皆さんと一緒に、洲本市五色町鮎原下で竹を伐採・裁断する作業を行いました。ここの竹林に入るのは今年で3回目になります。
まず、チェーンソーで刈った竹をノコギリで4メートルに切りそろえて葉を落としていきます。このあと、筒状になった竹を淡路市内にある加工場へ運び、乾燥させた後にチップにして、洲本市内の温泉「ゆ~ゆ~ファイブ」のボイラーで重油と併用しながら燃やします。竹を熱エネルギーとして活用する取り組みです。
休憩をはさみながら作業すること3時間。約300本の搬出用の竹を積み上げることができました。




 作業後は、ウェルネスパーク五色の会議室に移動し、洲本プロジェクトの活動報告と淡路産メンマについて話し合いました。放置竹林の解決をめざして、①竹をエネルギー利用すること、②幼竹からメンマをつくり、それを淡路島の新しい産業として育てたいことを説明しました。今後は、春に幼竹狩りイベントを開催する予定です。

■2月9日
2日目は洲本市安乎町の竹林で、元洲本市地域おこし協力隊員の高木さん、辻さんご家族、地元の皆さんとバームクーヘンづくりや竹林整備を行いました。この日は、8名の政策学部1年生が日帰りのスタディーツアーとして参加しました。
バームクーヘンは、青竹にアルミホイルを巻いて生地を薄く垂らし、回転させながら直火で焼いていきます。焦げめがついたら、その上にさらに生地を足して焼き、これを2時間ほど繰り返してやっと完成。ほんのり甘くて、カリッと香ばしい味でした。



 昼食のあとは、皆で竹林から竹を運び出しました。竹チップ用に予め4メートルに伐採してある竹を皆で搬出します。1年生からは、竹を切ってみたいという声があり、地元で林業を営む方にコツを教えてもらいながらノコギリを使いました。
放置竹林を整備しながらメンマの原料となる幼竹を育てる。来年度もこの活動を続けていきます。