Need Help?

News

ニュース

2019.11.15

「「滋賀県」 ものづくり成果事例発表会」を開催しました【REC】

 2019年11月15日(金)にクサツエストピアホテルにて「「滋賀県」ものづくり成果事例発表会」を開催しました。
 本事業は、滋賀県中小企業団体中央会(以下、中央会)との産官学連携の取り組みの一環として、中央会が主催し、龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)が共催、
そして、びわ湖放送株式会社が協力して実施しているものです。本事業は2015年から開催し、今回で5回目の開催となりました。当日は、企業や関係機関など150名近くの参加者が集まりました。

 今回の成果事例発表会開催にあたり、中央会と本学との連携事業の一環として、滋賀県内の平成27年度補正及び平成29年度補正補助金事業実施企業の中から、特色ある成果を挙げた事例を10事例選定し、本学龍谷エクステンションセンター(以下、REC)が実地・書面調査を行い、事例集として取りまとめました。
 成果事例発表会では、基調講演として「小さく・安くスタートするIoT-効果があるかどうか、とりあえずやってみて、考えてみる-」と題して芝公仁(理工学部情報メディア学科助教)から講演がなされました。
 その後、「小さく・安くスタートするIoT」に関するデモが実施され、参加者の方々にそれを実際に体感していただきました。

 続いて、RECが取りまとめた事例10社と、平成24年-26年度補正から選定した事例15社も含めた25社の成果発表展示及び、成果事例発表として2社の「事例発表」を行いました。今年度も成果事例展示の場で「個別相談会」も実施しました。
 当日に寄せられた相談に対して、龍谷大学教員やREC産学連携コーディネータが丁寧に応えました。成果事例発表では株式会社TKSの上原司様から、「CAD/CAMと同時5軸複合機をリンクさせ、高度な加工と共に生産性を向上」 について、そして株式会社はたけのみかたの武村幸奈様から「高級ベビーフード製造工程の作業効率化・品質の高度化」 にいての発表をいただきました。
 事例発表会の最後は、参加者と中央会、本学の教職員が交流を深める交流・懇談会を開催し、盛況のうちに終えることができました。
 
 中央会と龍谷大学は、2013年度に「産学地域連携基本協定書」を締結し、これまでに会員制組織である「産学連携コンソーシアム」の設立や、企業経営者と学生との交流行事を毎年度開催するなど、協定に基づく連携事業を実施してきました。
 今後も、本学では、中央会との連携によって、滋賀県内の中小企業支援に一体となって取り組んでいく予定です。