2020.03.26
龍谷大学矯正・保護総合センター研究年報NO.9の発行について
龍谷大学矯正・保護総合センターでは、毎年度研究事業の一環として、研究年報を発行しております。
今年度は、2020年2月28日に第9号(発行:株式会社現代人文社:定価3,300円+税)を発行しました。今号は、以下の内容となっております。
興味関心のある方や購入ご希望の方は、お近くの書店でご注文またはお買い求めください。
<内容>
特集「米国ワシントン州における死刑・終身刑調査(2019年3月)―死刑廃止と仮釈放のない終身刑」
米国ワシントン州における死刑・終身刑調査(2019年3月) (監修) 石塚伸一
死刑廃止と仮釈放のない終身刑
1 はじめに
2 調査の概要
3 廃止への道程
4 グレゴリー事件とその背景
5 調査報告
はじめ~ワシントン州調査で感じたこと~(報告者:金子武嗣)
【報告1】人権団体訪問調査(報告者:岡本真菜・朴純佳)
【報告2】「グレゴリー事件」弁護団調査(報告者:堀和幸)
【報告3】キング郡検察庁調査(報告者:三上孝孜)
【報告4】モンロー刑務所調査(報告者:西田英理)
【報告5】ワシントン州議会調査(報告者:柳川朋毅)
【報告6】ワシントン州最高裁調査(報告者:江村智禎)
【報告7】ワシントン大学調査(報告者:堀和幸)
【報告8】シアトル大学調査(報告者:正木幸博)
6 むすびに代えて~死刑の廃止と縮減に向けてのアクション~
〔資料〕調査スケジュール
個別研究
・厳罰傾向を規定する要因のモデル化の試み
経済的不安、犯罪不安、排外主義的態度に着目して 向井智哉・福島由衣・入山茂・
相澤育郎
・ 知的障がいのある性加害者への支援とGood Way Model 我藤諭・山﨑康一郎・水藤昌彦・森久智江
・持続可能な地域生活定着支援センター運営にむけての一考察
「地域生活定着支援センターの受託団体変更に関する全国調査」結果から 掛川直之
・高齢者の犯罪と再犯をめぐる社会的対応 古川隆司
・ダイナミック・セキュリティの視点を踏まえた行刑職員論 大谷彬矩