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2019.04.08

大津市 仰木の里にて開催された、2019年度「仰木の里さくら祭り」に参加しました(学生まちづくりLab)【REC】

大津市 仰木の里にて開催された、2019年度「仰木の里さくら祭り」に参加しました。

<背景>
少子・高齢化による人口減少社会の時代を迎えて、行政が主体となるまちづくりの限界から、地域の構成員がそれぞれの能力を発揮して、主体的にまちづくりに参画するガバナンスの形成が求められ、その一つとして、オープンガバナンスが注目を集めている。その主体の一つとして特に大学の立地に恵まれた大津市において、大学生の視点から課題解決に向けた取り組みを地域住民とともに研究し、仰木の里学区をモデル地区として「持続可能なまち」に向けた取組みを模索していくための事業を実施することとなった。
<経緯>
2018年6月に、大津市から持続可能なまちづくりを推進するために、学生の意見を取り入れ、自治会や地域住民が主体的に我が街の将来を考えたいとの依頼があった。その後、本学と大津市との協議の結果、検討する対象の地域を、オールドニュータウン化の波が押し寄せる可能性がある「仰木の里」学区とすることに至った。これを受け、龍谷大学では、地域住民と本学学生が「学生まちづくりLab」を立ち上げ、研究活動を行い、自治会や地域住民が考える「持続可能なまち」について、仰木の里地区の将来を可能な限り「見える化」して、課題解決の方法を検討してきた。
2019年1月27日(土)に、仰木の里学区自治連合会のメンバーを対象に、地域住民が感じている地域の魅力と課題を引き出す「仰木の里学区の課題・魅力 ワークショップ」を行った。本ワークショップは龍谷大学政策学部 深尾 昌峰 教授と本学学生がファシリテーターとなり、地域住民6名~7名の2グループ編成で付箋を活用しながら仰木の里学区の課題・魅力を抽出した。その結果、仰木の里学区自治連合会のメンバーから地域の魅力98件、課題141件が挙げられた。仰木の里学区で暮らす地域住民は、同学区に魅力を感じているものの、「地域住民同士のつながりの希薄化」、「人との関わり」や「自治会にメンバーの固定化」を課題としていた。
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これらのことを背景に、2018年度の取り組みを受け、2019年度は「学生まちづくりLab」が主体となり、仰木の里学区自治連合会が主催するイベントに積極的に参画していくこととなりました。その第一弾として、このたびの「仰木の里さくら祭り」に参加するに至りました。

【イベント名】仰木の里に春が来た、そうだ、お花見に行こう
【日時】2019年4月6日(土)11:00~15:00
【場所】仰木の里東公園
主催:仰木の里お花見の会実行委員会
共催:仰木の里学区自治連合会、たすか~る仰木の里、仰木の里学区自主防災会等

「仰木の里さくら祭り」では、学生が設営から実施までサポートし、また、龍谷大学マスコットキャラクターの“ロン君“とともにイベントを盛り上げました。

今回はイベントへのお手伝いとしての参画でしたが、今後は主催者側に近い立場でより積極的に参画していくことを計画しています。「学生まちづくりLab」の今後の活動にぜひご注目ください。