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2019.10.07

大津市・仰木の里にて家庭菜園説明会を開催しました(学生まちづくりLab)【REC】

「学生まちづくりLab」の活動において、地域コミュニティを活性化させる家庭菜園プロジェクト「Eα10」(イート)を始動しました。

2019年9月1日に実施した家庭菜園説明会には、龍谷大学農学部の佐藤茂教授を講師として、事前に広報した小学校・中学校の児童や仰木の里市民センター利用者、自治会加入者から、幅広い世代の24世帯50名の参加者に対して丁寧な説明と共に、野菜の苗を配布しました。また、10月5日には、家庭菜園プロジェクトに参加した住民を対象に、栽培の状況を共有する「中間相談会」を実施し、地域間でよりコミュニケーションが深まる機会を提供しました。「家庭菜園プロジェクト」の取り組みとしては、各家庭(約25軒)や仰木の里市民センターで、じゃがいも・きゅうり・かぶを栽培することになります。野菜の育成状況を相談する中間報告会等を通じて、参加者間の交流を促すことができました。

家庭菜園プロジェクト「Eα10」(イート)を仰木の里で行う目的は2つあります。
1つ目は、家庭菜園がご近所さんとの交流を今まで以上に深めるキッカケになることです。
「今どんな野菜育ててるん〜?」
「トマトときゅうり育ててるで〜。できたら一緒に天ぷら作りましょうよ〜!」
「いいですね!完成が待ち遠しいわ!」
といった話のネタになりますよね。さらに、高齢化が進み孤独や孤立が社会問題となっておりますが、家庭菜園という共通の話題があればその防止にも繋がるかもしれません。

2つ目は、家庭菜園を通して子どもたちに食育を行おうというものです。
アメリカのカリフォルニア州バークレーで始まった「エディブル・スクールヤード」の活動では、食育の推進に先進的に取り組んでおられ、このプロジェクトを考えていく際に大きく参考にさせていただきました菜園を実際に子どもたちが行うことで、「いのちのつながり」について学んで欲しいという想いがこめられています。

今回各家庭で育てていただいた野菜は10月27日の仰木の里フェスタでそのまま販売or加工販売を行う予定です。「学生まちづくりLab」の今後の活動にぜひご注目ください。