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2020.01.27

仰木の里 勉強会第1弾「持続可能な地域づくり -健全な危機意識の共有を目指して-」を開催しました(龍谷大学まちづくりLAB)【REC】

2020年1月25日、仰木の里市民センターにて「龍谷大学まちづくりLAB in 仰木の里」の活動内容の紹介と勉強会第1弾「持続可能な地域づくり -健全な危機意識の共有を目指して-」(講師:深尾 昌峰(龍谷大学政策学部教授))を開催しました。

◇第1回勉強会
「持続可能な地域づくり -健全な危機意識の共有を目指して-」
講師:深尾 昌峰(龍谷大学政策学部教授)
<概要>
少子高齢化に、10年後、20年度の街の変化について、仰木の里学区の今後の人口の推移予測を用いて、将来の街を共有するとともに、地域が持続するための有効な取り組みを紹介した。

当日は用意したレジュメがなくなるほど30名以上の方にお越しいただきました。
勉強会では、学生研究員から今年度の活動報告とこれからの活動予定も発表しました。本発表において、昨年10月に行われた仰木の里フェスタで実施したアンケート結果の共有を行いました。住民が考える仰木の里への魅力や不満に思うこともアンケート調査の結果を通して可視化することで皆さんと一緒に意識を共有できたのではないでしょうか。
その後、これからの仰木の里の学区の未来を真剣に考えていく勉強会の第1弾として、龍谷大学政策学部の深尾教授を講師とし、これからの仰木の里の将来について講演をいただきました。
深尾教授からは、日本では「地域が地域であり続ける」ということが当たり前にできなくなっている現状があること、今の私たちは人口の転換点に位置し、これからどんどん人口が減りつづけこれまでんぼ制度では支えきれなくなること、そして実際の日本と大津市、仰木の里の年代別人口比率を可視化させたデータを共有いただきました。
仰木の里では2005年から2035年までに65歳以上の割合は4倍に増えるという、仰木の里の将来を考える上では見過ごすことができない深刻な問題があるなか、仰木の里の持つポテンシャルをどのように活かしていくか、多くの方々がこの勉強会に参加して、住民と健全な危機意識の共有を行い街の将来について考えられる機会になりました。

今後、第2弾勉強会も開催する予定です。「龍谷大学まちづくりLAB」の今後の活動にぜひご注目ください。