2019.03.29
2018年度 大津市まちづくりLAB 1年間の事業を終えて【REC】
2018年度 大津市まちづくりLAB 1年間の事業を終えました。
<背景>
少子・高齢化による人口減少社会の時代を迎えて、行政が主体となるまちづくりの限界から、地域の構成員がそれぞれの能力を発揮して、主体的にまちづくりに参画するガバナンスの形成が求められ、その一つとして、オープンガバナンスが注目を集めている。その主体の一つとして特に大学の立地に恵まれた大津市において、大学生の視点から課題解決に向けた取り組みを地域住民とともに研究し、大津市仰木の里学区をモデル地区として「持続可能なまち」に向けた取組みを模索していくための事業を実施することとなった。
<仰木の里学区の特徴・魅力・現状>
2019年1月27日(土)に仰木の里学区自治連合会の方を対象に、地域の魅力と課題を引き出すことを目的に、「地域住民へのワークショップ」を行った。
本ワークショップは龍谷大学政策学部 深尾 昌峰 教授がファシリテーターとなり、龍谷大学の学生と地域住民6名~7名の2グループ編成で行い、付箋を活用しながらワークショップを実施した。
本ワークショップを行った結果、地域住民から地域の魅力98件、課題141件(重複しているものあり)があげられた。
仰木の里学区で暮らす地域住民は、同学区で生活していく中で、多くのメリットや魅力を感じているものの、一方で地域住民同士のつながりの希薄化や、全国各地のニュータウンで加速している街のゴーストタウン化などを地域住民が危惧されていることから、課題の抽出の方が多くなったと考えられる。
<2018年度活動一覧>
2018年12月26日(木) 研究生(本学学生)地域デビュー
2019年1月27日(日) 地域住民へのワークショップ
2019年2月16日(土) 仰木の里地区 学生まち歩き
2019年2月21日(木) 学生ミーティング
2019年2月23日(土) 学生まち歩きフィードバック、地域住民との意見交換
2019年3月3日(日) 学生ミーティング
2019年3月9日(土) 地域住民へ2018年度のまとめ報告
2019年3月13日(水) 学生ミーティング
2019年3月15日(金) 学生ミーティング
2019年3月18日(月) 学生ミーティング
2019年3月19日(月) 大津市長へまとめ報告、ミーティング