Need Help?

News

ニュース

2020.05.21

【メディア掲載情報】『仏教タイムス』(5月14日号)に掲載されました

「龍谷大学が創設 -4ユニット体制」という見出しで本センターの開設について紹介いただきました。仏教タイムス社様から転載の許可をいただきましたので以下本文を掲載いたします。
----
 龍谷大学は4月に「ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)」を創設した。センター長は同大の岩田真美准教授(真宗学)。ホームページ(https://grrc.ryukoku.ac.jp/)も開設した。
 「持続可能な開発目標(SDGs)」の17の目標の1つでもあるジェンダー平等の実現。SDGsの「誰一人取り残さない」という理念が仏教の慈悲の精神に通じ、「浄土真宗の精神」を建学の精神とする龍谷大学が「仏教SDGs」を推奨していることから、GRRCでは仏教・宗教研究の知見から、ジェンダー平等の実現に取り組む。仏教をはじめ、キリスト教、イスラム教、民俗宗教、新宗教など、世界の諸宗教の研究を行うとともに、宗教教育や社会実践についてもジェンダーの視座から研究活動を展開。研究者や実践者との連携や支援を通して、その成果を国内外に発信し、日本初の「ジェンダーを基軸とした宗教研究」の拠点構築を目指す。
 センターは31人の研究員、4つのユニットによる研究体制。ユニット1は「グローバルな視点から宗教とジェンダー研究を推し進める」。ユニット2は「日本の諸宗教におけるジェンダー状況に関する調査研究を行う」。ユニット3は「ジェンダーの視点から宗教教育について研究を行う」。ユニット4は「ジェンダーの視点から宗教の公益性に関する研究を行う」。
 副センター長は亀口まか准教授(教育学)、ユニット1リーダーは清水耕介教授(国際政治経済学)、ユニット2リーダーは猪瀬優理准教授(宗教社会学)、ユニット3リーダーは中西直樹教授(歴史学)、ユニット4リーダーは中村陽子教授(看護学)。学外から大澤広嗣・文化庁宗務課専門職(宗教学)、川橋範子・国際日本文化研究センター客員教授(宗教学)、ケネス田中・武蔵野大学名誉教授(仏教学)、小林奈央子・愛知学院大学准教授(宗教学)、小松加代子・多摩大学教授(宗教学)、竹下ルッジェリアンナ・京都外国語大学教授(宗教学)、本多彩・兵庫大学准教授(社会学)らが参画している。