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2020.06.05

学生支援の輪に広がり―三重森本里力再生協議会の皆様よりお米150キロが寄贈【政策学部】

 政策実践・探究演習 京丹後ゲンゴロウ郷の米プロジェクトでお世話になった京都府大宮町三重・森本地区 三重森本里力再生協議会様より、お米150キロを寄贈いただきました。本学学生及びゲンゴロウ郷の米プロジェクトへ参加し共に田植えをした学生にメッセージとともに、演習担当教員の金 紅実准教授を通じて本学へ届きました。


以下、入澤学長からのコメント
「この度は、本学の学生へ「ゲンゴロウ郷の米」と心温まるメッセージをいただきまして、誠にありがとうございました。田植えを一緒にさせていただいた学生にとっては特に、大きな励みとなったことと思います。新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの学生が不安をかかえ、困難な状況に直面しています。龍谷大学では「学生応援方策検討ワーキング」を設置するなどし、学生の応援・支援の方策について、多方面から検討を重ねております。この度、皆さまからいただきました温かなご支援は、心のエネルギーにもなったことと思います。大変な局面ではありますが、学生たちには、このような経験を通して、他者を思いやる人間性を育んでほしいと願っています。」

以下、大田学部長からのコメント
「三重・森本里力再生協議会の皆さまのお心遣いには、心より感謝申し上げます。早速、学内に周知し、温かいご支援が学生に届くように手配しております。ご恵贈いただきましたお米は、学生が皆様のご指導をいただき田植えしたお米と聞き、参加した学生には喜びもひとしおかと存じます。教職員一同、学生が訪れた自然豊かなご当地の風景を思い浮かばせ、心休まる思いをしております。」


参考
京都府京丹後市大宮町三重・森本地区 地区協議会
 京都府京丹後市大宮町三重・森本地区の協議会は、三重と森本の二つの区で構成し、地域の伝統や文化、そして自然豊かな農村環境を未来に引き継ぎ、子や孫が安心して住み続けられる地域を目指しています。
  
政策実践・探究演習 京丹後ゲンゴロウ郷の米プロジェクト
 2015年度より三重・森本地区において「一次産業の多機能性について」というテーマで活動しており、これまで同地区において、生物調査や水質調査、耕作放棄地の調査、京丹後市内のスーパーにおける地産地消の調査、地域活動の手伝いなどを行ってきました。
 地域の生物調査を行う中で、環境省及び京都府の絶滅危惧種に指定されているゲンゴロウをはじめ、多くの生き物が生息していることがわかったことから、地域の豊かな自然や生物を守る農法で栽培したお米を 「ゲンゴロウ郷の米」として農家・地域・大学が連携して取り組んでいます。