2022.03.04
滋賀県産の食材を使用した「野菜たっぷりキンパ弁当」が近畿農政局主催「学生おべんとうコンクール2021」でグランプリを受賞【農学部】
近畿農政局が主催する「学生おべんとうコンクール2021」で、農学部食品栄養学科4年生 木村 陽乃里さんの作品が個人の部においてグランプリを受賞しました。あわせて、「おいしそうで賞」も受賞し、ダブル受賞となりました。
このコンクールは、近畿農政局が若い世代の人々に食や地元産の食材に興味を持ってもらうことを目的に、近畿の食材を使ったお弁当の写真とコメントを募集しました。個人の部には112作品の応募があり、その中でグランプリ・おいしそうで賞の2つの賞を獲得するという優秀な成績をおさめられました。グランプリを受賞した木村さんに、エントリーしたきっかけや感想などをお聞きしました。
<木村さんのインタビュー>
■受賞した感想
グランプリという大変素晴らしい賞を頂き嬉しく思っています。さらに料理、食材への関心を深め精進していきたいと思います。
■エントリーのきっかけ
学生おべんとうコンクールが開催されるという告知を見たのがきっかけです。普段お弁当を作る機会がないのでこれを機に挑戦しようと思いエントリーしました。
■受賞作品の説明
今回私が作ったお弁当のテーマは「野菜たっぷりキンパ弁当」で、キンパをメインとしました。キンパとは韓国風海苔巻きのことで、ごま油の塩で味付けしたご飯に、人参、卵、きゅうりなどの具材を入れて海苔で包んだ料理です。炭水化物、野菜、肉をバランスよく摂ることができます。また、様々な色の食材を用いて鮮やかで美味しそうに見えるように工夫しました。
■今後に向けた抱負や思いなど
農学部食品栄養学科の学生として様々なことを学んできました。生きていく上で、身体的にも精神的にも食事はとても大切だと思っています。現状に満足せず、より栄養、食事への知識を深め、自分の健康だけでなく、身の回りの人たちへも良い影響を与えられるようになりたいと思っています。
木村さんの作品は、すべて滋賀県産の食材を使用しており、大変色鮮やかできれいなお弁当に仕上がっています。キンパにすることでご飯と野菜を一緒に食べることができるので栄養バランスも良く、冷めたご飯も食べやすいと、審査員からコメントがなされています。
食について学び、食の大切さを感じているという木村さんだからこそ作ることができた栄養満点のお弁当。ごはんをキンパにするという木村さんのアイデアも素晴らしいです。これからの活躍も応援しています。
<参考>
近畿農政局Webサイト【近畿農政局】学生おべんとうコンクール2021 結果発表!
龍谷大学農学部Webサイト