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2020.09.02

前期報告会・ワークショップが開催されました!(大学は社会共生に何ができるのか-文化財から“マネー”を創出する-)【社会共生実習】

 8月26日に、社会学部の科目「社会共生実習(大学は社会共生に何ができるのか-文化財から“マネー”を創出する-)」(担当教員:社会学科髙田 満彦・社会学科 猪瀬 優理)にて、オンラインによる前期報告会・ワークショップが開催されました。


報告会の様子

 当日は本プロジェクト受講生、教職員に加えて前年度、今年度の活動でご協力いただいた4名の専門家(嵯峨美術大学 芸術学部デザイン学科 教授 小畑 博正氏 / 大津市歴史博物館 学芸員 木津 勝氏 / 近江八幡観光物産協会 主任 林 昌代氏 / 大津市役所 観光振興課 主査(観光戦略グループリーダー) 松本 久孝氏 )にもご参加いただきました。

 報告会は開会の挨拶から司会進行、オンラインでのグループ分けに至るまで、すべて受講生たちの手で進められ、受講生代表の挨拶では前期、オンライン授業で試行錯誤をしながらも、自分たちに今できることは何かを模索し、目の前のことに一生懸命取り組んだことを話してくれました。

 次に行われた受講生によるプレゼンテーションでは、二年次生を中心に、前年度に学んできたことに加え、限られた環境の中で得た知識や学びをもとに議論・検討を重ねた内容をスライドでわかりやすく発表しました。


前期の奮闘ぶりが伝わってきました!

 その後のグループワークでは、「大津の文化財と若者をどのように繋ぐか」をテーマにして、各グループに専門家の方に入っていただき、少人数のグループセッションを行いました。今まで受講生同士で議論してきた内容を専門家の方に聞いていただくことで、新たな問題点に気づいたり、お話から新しい視点をいただき、アイデアを思いついたりと、グループワークならではの学びの時間となりました。

 グループセッション後には、「SNSで写真映えするイベントを開催しては?」、「ターゲット層をより具体的に詳しく絞る」、「観光というより落ち着いて過ごせるリゾート地としてアピールしてみては?」、「学生という視点から人に教えたくなる楽しいことを見つけて発信する」など充実したグループワークを思わせる意見を全員で共有しました。


盛り上がりを見せたグループワーク

 様々な分野で文化財や観光に携わっておられる専門家の皆様からは、学習成果に対するお褒めの言葉をいただき、今後の活動についての方向性や大切にすべきことなどを教えていただきました。
最後は普段聞けないこぼれ話を聞かせていただいたり、逆に受講生に対して質問されたり、専門家の方からも「良い刺激を受けました。」とのお言葉があったように活発な意見交流の場になりました。

 今後、後期の活動の中で、アドバイスいただいた「自分たちが楽しいと思えることを大切に」という言葉通り、受講生がいかに「楽しい」を見つけどのように発信してくれるか楽しみに待ちたいと思います。


社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。