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2020.09.15

ボランティアリーダー養成講座を実施しました【ボランティア・NPO活動センター】

9月14日(月)、オンライン(Zoomを使ったLIVE)によるボランティアリーダー養成講座『ピンチをチャンスに!柔軟な発想を生み出すスキルを学ぶ』をテーマに行いました。当日は、様々な学部、学年から32名の学生が参加してくれました。

ファシリテーターとして産官学で様々な取組みをなさっている九州大学大学院統合新領域学府客員准教授の加留部貴行氏を講師に迎え、ワークショップ形式で行いました。
講座ではZoomのブレイクアウトルーム機能を使って、3~4名のチームに分かれて対話を重ねる中で、実践的にファシリテーションや、オンラインでのコミュニケーションのコツをつかむことを目指しました。チームでは、次の3つのテーマで、参加者間のコミュニケーションをとりました。
1.コロナ禍の中であなたが学んだことは何ですか。
2.Withコロナの中でもやってみたいことは何ですか。
3.これからあなたが踏み出したい第一歩は何ですか。



チームは何度かシャッフルされ対話を重ねていきました。オンラインで初対面の人たちがグループで対話を続けることはそんなに簡単ではありません。それでも対話の合間にいただく講師からのアドバイスを参考に徐々に、対話が深まっていき、参加者の雰囲気の変化が見られました。

最後は、参加者全員で「これから踏み出したい第一歩」のキーワードを紙に書き出し全体で共有しました。さらに複数の参加者から、書き出したキーワードの紹介とコメントを発表してもらいました。

キーワード/ひとこと
行動してみる/Zoomのおかげでこういった講座への参加のハードルがさがった
悩みを抱え込まない/みんなが気軽にコミュニケーションできる場を作る
つみかさねていく/生活リズムを整える
笑い合う時間を大切にする/まわりの人と笑い合う時間をふやしていきたい
対策して動こう/コロナに対して対策しながら動いていこう

受講者から寄せられた感想は次の通りです
【受講した感想】
・柔軟な発想は共に活動する相手との会話から、刺激し刺激されて作り出されていくものだと気づきました。
・今回の講座は授業を聴くような形式とはちがい、参加者が話し合ったり、意見を共有しあったりする時間が多く、「参加している」ということをより実感できるものだった。
・友達にも会えず、学校へもまだ行けず、一日中家にいて、誰とも話さない日々だったので話し合える場を多くもうけてくださったのはとても良かった。講座が終わった後は久しぶりに人と話して笑顔になれました。
・オンラインの時こそ、話し方や目線など、当たり前のことを丁寧に行うことが重要だとわかった。今後もオンラインの機会が多いと思うので、しっかり活用していきたい。
・対話する中で、おなじ学生と言っても、変化に対応している人もいれば、困っている人もいるとわかりました。対面で会えなくても、まずはオンラインのコミュニケーションから始めてみようと思いました。
・コロナ禍でも、自身の行動力次第で出来ることはあるということをたくさんの学生と交流することで気づくことができ、自分の意識を変えるきっかけとなった。

オンラインでの講座は対面で行う講座とは全く異なるので、加留部氏には今回の講座に関して、かなり綿密な準備をしていただきました。本当にありがとうございました。



学生のみなさんが、不慣れなオンラインでの授業や会議、ミーティングでのコミュニケーションがとれるようになり、より豊かで活発な学生生活を送ることができるように、今後もこのような講座を開催していきたいと思います。ぜひ、みなさん、今後も参加してみてください。