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2020.10.05

政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト フィールドワーク実施【政策学部】

 9月26日(土)に「政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(以下、洲本プロジェクト)」(担当:石倉 研講師)の第1回合宿(日帰り)を行い、学生21名が参加しました。
例年は5月もしくは6月に実施していますが、今年度は新型コロナウイルスの影響で現地に行くことが叶わず、ようやく今年度初めてのフィールド調査を行うことができました。

 今年度の洲本プロジェクトの目標は「オンラインを使った新たな地域連携の形をつくる」です。前期授業や夏休み期間中にZoomやLINEなどオンラインミーティングを活用して、ヒアリングや企画アイデアの意見交換などを積極的に行い、学生と地域の方々で話し合いを重ねてきました。
 フィールドワークでは、最初に洲本市五色町鮎原塔下(あいはらどうげ)にある「塔下新池ため池ソーラー発電所」を見学したあと、塔下新池田主(たず)の田んぼで稲刈り体験をしました。洲本プロジェクト塔下新池班では、この地区で栽培される鮎原米(あいはらまい)を島外にPRする方法を検討しているので、この稲刈り体験は貴重な経験となりました。



 続いて由良港では、洲本プロジェクトが2018年度から参画している、幼竹メンマ事業について武田食品冷凍株式会社で話を聞きました。この事業は、放置竹林の解決をめざして淡路産のメンマを生産・販売するプロジェクトです。9月1日から「あわじ島ちく」として販売をスタートし、新聞やテレビで取り上げられています。今年度は、洲本プロジェクトの竹ビジネス班メンバーが「あわじ島ちく」を使ったレシピを自宅で開発しています。レシピ集の活用・PR方法について色々とアイデアを出し合いました。
(あわじ島ちくの紹介はこちら →http://awaji-satoyama.com



 最後は千草竹原で、小水力発電システムやあわじ花山水のキャンプ場を見学しました。千草竹原班メンバーの活動企画書をもとに、コロナ禍でもできる実現可能な企画を検討しました。今年度はYouTubeを活用したビデオによるPRなど、千草竹原の広報について考えていきます。2020年度の洲本プロジェクトは塔下新池班、竹ビジネス班、千草竹原班、連携づくり班の4つで進めています。今回のフィールド調査をもとに、後期の授業では地元の方と相談しながらアイデア実現の方法を検討していきます。