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2020.10.27

付属平安高校との高大連携教育プログラム「現代を学ぶ」(3年生対象)で短期大学部の堺准教授が授業【高大連携推進室】

龍谷大学付属平安高校で10月27日、教科「現代を学ぶ」の一環として短期大学部こども教育学科の堺恵准教授(社会福祉学)が「家族のカタチはさまざま~社会的養護への理解に向けて~」をテーマに授業を行いました。3年生を対象にした「現代を学ぶ」は、本学と付属平安高校との高大連携教育プログラムで、前回の安周永・政策学部准教授の授業に続き、今年度2回目の開催となります。

今回の授業を前に、生徒らは事前学習として「家族とは何か」を考えるワークショップに取り組み、児童福祉施設や里親制度、特別養子縁組といった「社会的養護」を学習。本日の授業では、さまざまな「家族」のカタチがあることを理解した上で、「家族」に代わって、「家族」同様にこどもを育てている「社会的養護」の制度や現状について、ドキュメンタリー映像等を通して学びました。

堺准教授は「まだまだ、社会的養護に寛容でない社会。家族の多様性を理解し、家族にかわって子どもを育てる社会的養護の仕組みを理解し、将来は、子どもの育ちを支える人でいてください」と語りかけました。今後は事後学習として「家族」に関する気づきについて話し合いを行います。

「現代を学ぶ」は、現代社会に起こる様々な社会的課題を生徒の身近なものとしてとらえ、考える機会となるよう、高大連携推進室では今後も付属平安高校と連携した接続教育活動に取り組んでまいります。


付属平安高校3年生約200人を前に社会的養護の制度や現状について説明する堺准教授