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2020.11.03

滋賀県の最新農業技術を学ぶ「農学研究会」を開催 [アグリSDGs(滋賀)]

2020年10月28日(水)、近江八幡市の農業技術振興センターにて、「農学研究会」を実施しました。
農学部は滋賀県との包括連携協定に基づき、県の農業技術振興センターや普及員との交流を行っています。コロナ禍の影響により、2019年11月以降開催ができませんでしたが、第二回目となる農学研究会には農学部からは教員・学生、併せて30名が参加しました。

まず、伊地智 農業技術振興センター所長から挨拶がなされ、農業技術振興センターの目的・取り組みの概要を説明いただきました。
その後、同センターの専門員から研究紹介と圃場見学がおこなわれましたが、特に圃場の見学では、イチゴの新品種の育成と栽培技術やトマトの生産性向上試験が紹介され、専門分野が近い教員はもちろん、参加した学生からも積極的に質問が出るなど、活発な意見交換が行われました。

<農業技術振興センターの研究紹介(テーマ)>
①水田から発生する温室効果ガスの削減 
②水稲育種について
③茶園うね真における整せん枝残さの体積が引き起こすN2Oの多量発生とその抑制技術の開発

滋賀県農業技術振興センター側から、本学部卒業生で、湖北農業農村振興事務所に勤務されている長瀬さん(’19年度 化学生態学研究室卒)も参加しており、県内の農業振興に取り組む最前線の活動を後進に伝えてくれました。
本活動をきっかけに共同研究などにつなげていきます。引き続き本研究会の取り組みにご期待ください。