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2020.11.17

経営学部特別講義「我が社の経営と京都」において株式会社 京都放送 取締役 湯浅 勝 氏にご講義いただきました。

 11月3日に龍谷大学・経営学部で開講している特別講義「我が社の経営と京都」において株式会社京都放送 取締役 湯浅 勝 氏による講義が、龍谷大学深草学舎にて行われました。

 湯浅氏には京都放送(呼称:KBS京都)の歴史、民間放送局であるラジオやテレビの特徴等についてお話しいただきました。
 京都放送は昭和26年に民間放送初の予備免許を取得し設立された会社であり、同年にラジオ放送を開始したそうです。京都に根付いた放送局だけに、株主は京都市、京都府といった官庁をはじめ、京都の企業が多数を占めているとのことです。
 現在のKBSラジオは、「AMラジオ」「FMラジオ」「インターネット(radiko)」の3つの方法で聞くことができ、その中でもradikoユーザーは現時点で登録者が900万人おり、コロナ前の750万人と比較すると30%も増加したそうです。昔と異なり、ラジオがどこにいてもスマートフォンなどで聞けるようになったことから、ラジオの在り方も変わってきているようで、ユーザーの居住エリアは、なんと4割が関東で占めているそうです。
 また、テレビにおいても、今は各局でよく見かける「24時間テレビ」の先駆けとなる番組を始めたのはKBS京都であるとのお話しを聞かせていただき、受講生も驚いていました。
 湯浅氏からは身振り手振りを交えながらの熱心な講義が繰り広げられ、講演後の質疑応答でも学生から多くの質問がなされていました。ラジオ・テレビの話は学生にとっても、身近で興味のある講義だったようです。
(担当教員 細川 孝)