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2020.11.16

地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)が連携した福知山市の再生エネルギーの活用がネットニュースに掲載されました【地域公共人材・政策開発リサーチセンター】

 LORCの「地域エコシステム研究ユニット」は、地域の持続可能性に直結する、環境とエネルギーソーシャルファイナンス、ESG、ソーシャルインパクト評価などの研究をしています。

 2013年から福知山市が再生可能エネルギーの活用について検討を始めた当初よりLORCの現ユニット「地域エコシステム研究ユニット」の前身となる「地域還元型再エネ政策ユニット」は、再生エネルギーの活用の具体的実現に向けて福知山市に協力をしており、2019年にはLORCと福知山市、地域電力会社のたんたんエナジー他計5社と協定を結び、地域貢献型再生可能エネルギー事業の推進に向け支援してきました。

 福知山市は、「再生可能エネルギーの地産地消の推進」を掲げ、2013(平成25)年に、龍谷大学LORC研究員 白石克孝教授を会長として「福知山市再生可能エネルギー活用調査会」を立ち上げ、地域特性の調査やエネルギー活用について調査し「福知山市再生可能エネルギー活用プラン」を取りまとめ、また、2017(平成29)年には、龍谷大学 LORC研究員 的場信敬教授を会長として「福知山市再生可能エネルギー事業化検討会議」を設置し、プランを活用した事業モデルなどを検討し、提言書をまとめています。

 福知山市のこの事業について、南丹日日新聞(インターネット記事)に2020年11月5日付で「エネルギー地産地消に「卒FIT電気」を市と地元新電力で買い取り、公共施設に供給」と題して掲載されました。

【掲載記事はこちらから】

 再生可能エネルギー事業による利益が地域に還元され地域再生へとつながる事業モデルの構築をめざし、地域還元型再生可能エネルギー事業を計画・実施できる人材の育成、再生可能エネルギー事業を実施することで地域課題が解決される仕組みづくり、具体的な再生可能エネルギー事業施設の提案と実装化に取り組み続けてきたLORCは、これからも、市民・企業・自治体など多様な主体と連携し、理論と実践を架橋する研究機関であり続けていきたいと思います。