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2020.11.27

大津市内・大津百町周辺でフィールドワークを行いました【社会共生実習】

 11月14日(土)と15日(日)に「社会共生実習(大学は社会共生に何ができるのか―文化財から“マネー”を創出する―)(担当教員:社会学科 髙田満彦、社会学科 猪瀬優理)では、大津市内の文化財等の調査を行うフィールドワークを行いました。

 このプロジェクトでは大津市内の文化財の魅力を発信するツアーの企画立案を目指しています。今回は「住民生活と観光の現状」を調査するグループと、大津百町を舞台として観光施策に取り組んでおられる事業者の方々にインタビューを実施するグループとに分かれて調査しました。


民泊経営をされている方からお話を聞く受講生

インタビューでは「普段、地域とのかかわりをどのようにもっているのか」「地域への還元についてどのように意識しているのか」などを聞き取り、事業者の方々からは、取り組みの様子を直接お聞きすることができました。


びわ湖疏水を見学する様子

 学生たちは「ある古民家で民泊経営をしている方が、布団やシーツの洗濯を近所の方にお願いしていることを知った。このような協働の姿勢が、町の住民の方も大津の文化に気づき、貢献できるきっかけを作り、それが地域全体としての文化の持続性に繋がるのではないかと感じた」「持続可能な観光の発展には地域と住民の連携が必要不可欠であり、人々の生活も守りながら、観光事業を展開できるような解決策を探っていきたい」との感想を述べていました。

今後も引き続き「地域の持続性を踏まえた文化財活用」という観点から調査と企画立案に取り組んでいきます。


社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。