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2020.11.26

地域外人材が地域づくりの担い手となることを期待 淡路島の洲本市を舞台としたオンライン学校開催 おもろいの学校:「ビジネスと“おもろさ”の両立」12月6日(日)16時~ Zoomにて開催

【本件のポイント】
・龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)が洲本市の関係人口(※1)の創出を図るために、全4回にわたり「おもろいの学校」と題したオンライン学校の開催を洲本市と共催
・対象は、学生の間に授業などで洲本市と関係をもち社会人となった卒業生や、ローカルプロジェクトを考えている一般の方
・「おもろさ」をキーワードに、ローカルプロジェクトや街づくりを創出するための秘策はなにか、自分たちなりの「おもろい」をみつけてもらい洲本に関心を持ってもらい関係人口の創出につなげることがねらい

【内容】
 龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)は、2004年9月に洲本市と「地域人材育成及び地域活性化に係る相互協力に関する協定」を結んで以来、「域学連携事業」を実施し、洲本市が抱える様々な課題の解決、地域の活性化を担う地域人材の育成を目的とする相互協力を推進してきました。大学生が洲本市を「第二のふるさと」のように愛着を感じる反面、その関係性が卒業すると疎遠になり維持が難しいという課題があります。
 この度、洲本市は総務省・令和2年度「関係人口創出・拡大事業」モデル事業に採択されました。LORCは、洲本市の関係人口の創出を図るために、社会人となった連携大学の卒業生や、ローカルプロジェクトを考えている一般の方を対象に、全4回にわたり「おもろいの学校」と題したオンライン学校の開催を洲本市と共催しています。
 「おもろいの学校」では、その土地にある「おもろさ」を発見することが関係人口を増やす決め手になると考えています。あえてビジネスモデルの講義などではなく、自分たちの「おもろさ」の価値を追求していくことで、「おもろい」事業の企画を支援していきます。学生時代に洲本市に関わった卒業生、ローカルプロジェクトや街づくりに関心のある方、自身のビジネスに「おもろさ」を取り入れてみたい方、現在洲本市で地域づくりに参加されている方など多数の方にご参加いただき、洲本市での関係人口の創出につなげていきます。


1.開催日: 2020年12月6日(日)16:00~19:00

2.開催形式:Zoomによるオンライン開催

3.テーマ:「ビジネスと"おもろさ"の両立」

4.内容:
・講演「ビジネスと"おもろさ"の両立」 
 武田 昌大 氏(シェアビレッジ株式会社CEO)(※2)
・セッション「"おもろい"はいかに持続できるか」 
 武田 昌大 氏 × 田中 輝美 氏(ローカルジャーナリスト)(※3)
・ワークショップ「洲本から始まる3つのプロジェクト」
 すでに行われた2回のワークショップでは、関係人口の増やし方やアイデアの発想法を学びました。今回は、ゲストに武田昌大氏、田中輝美氏を迎えます。武田氏による「ビジネスと"おもろさ"の両立」と題しての講演、その後両者によるセッション「"おもろい"はいかに持続できるか」を通して、洲本市で始める3つのローカルプロジェクトを、参加者と一緒に育てていきます。武田氏は、全国の古民家を村に見立てて再生する「シェアビレッジ」という新事業を、田中氏は関係人口という概念を生み出した方です。

5.申込方法:https://bankalanka.com/ 
 ページ内の「エントリーフォーム」よりお申込みください。
 締切12月3日。
 前日、前々日に参加申し込み者にURLをご案内します。(定員50名)

6.参加費:無料

7.補足説明
※1 関係人口
 移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。 地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。(総務省HPより抜粋)
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kankeijinkou.html
※2 武田 昌大 氏
 1985年秋田県北秋田市生まれ。2008年立命館大学情報理工学部卒業、東京にてデジタルコンテンツ業界に従事。2015年春クラウドファンディングで約600万円の資金を調達し、築133年の茅葺き古民家を活用した新ビジネス「シェアビレッジ(sharevillage.jp)」を立ち上げる。2016年5月内閣府が運営する地域活性化伝道師に選ばれる。NHKクローズアップ現代や日本経済新聞など多数メディアに出演
※3 田中 輝美 氏
 島根県浜田市出身。大阪大学文学部卒業後、山陰中央新報社に入社し、ふるさとで働く喜びに目覚める。2014年秋、同社を退職して独立、変わらず島根を拠点に活動している。著書に『関係人口をつくる』(木楽舎)、共著に『みんなでつくる中国山地』(中国山地編集舎)など。2020年、大阪大学大学院人間科学研究科で関係人口をテーマに研究し、博士(人間科学)を取得。第11回ロハスデザイン大賞2016受賞


問い合わせ先 : sumoto.ryukoku2020@gmail.com 
        (担当:龍谷大学・櫻井、洲本市・高橋)