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2020.12.05

コロナ禍の中での就活の秘訣とは-資源生物科学科 キャリアイベントを開催-

12月5日(土)、資源生物科学科の卒業生や既に就職が内定した4年生を講師としたキャリアイベントを開催しました。
資源生物科学科キャリア担当の岩堀教授から、最新の就活戦線の状況が伝えられ、現4年生の内定先などが紹介されました。

続いて、内定者3名による自身の就活体験の講演が行われ、大学院進学者による大学院の学びや試験の体験などが語られました。
卒業生からはこの4月より長野県庁の技術職として入職された北原さん(19年 作物学研究室卒)による公務員試験の秘訣や
現在の仕事について講演されました。

コロナ禍の中で行われた身近な先輩の体験記とあって、終了後も個別の質問が絶えないほど、参加した学生は熱心に聞き入っていました。

講演者の講演内容概要:

椙本さん(植物資源学研究室、株式会社フジッコ内定)
就活では希望の企業を落ちることもある、気持ちの切り替えが必要。
自己分析を見直し、何故かと考えることが大事。よく聞かれる質問(自己紹介や学チカ(学生時代に力を入れたこと)、志望理由など)は常にアウトプットできるように。

山口さん(土壌学研究室 JAグリーン大阪内定)
多くの企業の面接を行った中で、自身の企業ノートを作って、その日の面接の質問や自身の答えた内容を記録した。それを見返すことで同じ質問が出た際にすらすらと答えられるように意識した。
企業説明会はできるだけ対面で参加した。

一井さん(応用線虫学研究室 アグロカネショウ株式会社内定)
2月~6月中旬まで就活を実施した。自分の性格上、短期集中して取り組む方が性格に合っていた。理念が近い企業、とくに地域密着型の企業に絞ってエントリーした。自分自身が絞った業種なので志望動機は面接官に響いたのではと思う。
後輩には妥協しない、悔いのない就活をしていただきたい。

鳴尾さん(応用線虫学研究室 龍谷大学農学研究科進学)
大学院に進学を希望する人は、研究をやりたいという気持ちが大前提。
学部と違い、自身のやりたいことをやらせてもらえる環境になる。
入学後、コロナの影響もあって思うように研究が進んでいないこともあるが、指導教員をはじめ、他の研究室の先生方に教えてもらいながら自身が今できることを進めている。

北原さん(19年 作物学研究室卒 、長野県庁技術経営普及課技師)
就活は、第一志望の長野県庁に入るため、自身に白髪が生えるほど、大変な思いもした。公務員は一般企業と比べて試験が遅いため、他人と比べて焦らないこと。一週間に1回はリフレッシュを心がけた。
12月ごろから筆記試験の対策として、得意な科目で確実に得点を取れるように勉強した。