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2020.12.07

伏見の食材を使って1週間の献立を考える【社会共生実習】

 
 社会学部の「社会共生実習(伏見の食材を活かした特産品づくりと地域連携)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 坂本清彦)では、京都市伏見地域ゆかりの食材を用いた1週間分の夕食の献立作りに取り組んでいます。テーマは「伏見の食材を使った冬のメニュー」。「忙しい平日には簡単にできるもの、休日には家族で囲めるようなもの」を念頭にメニューを考え、試作しています。


 11月27日(金)には「カレー」と「すき焼き」を試作しました。カレーには伏見の農家さんからいただいた「海老芋」と「菊芋」を使用し、トッピングには「もものすけ」という蕪(かぶ)を添えて彩を加えます。海老芋はきれいな縞模様と、反り返す形から海老芋と名付けられたようです。
また、京都の老舗精肉店「森鶴本店」の牛肉の他、京都の伝統野菜九条ネギを使い、すき焼きも試作。家族で囲んで食べたくなるような一品に仕上がりました。


九条ネギ、菊芋(左)、海老芋(右)
もものすけ(手前)


老舗精肉店「森鶴本店」の牛肉


更に、予定にはなかった品をもう1つ作ることに。「洛いも」という、とても大きな芋を農家さんからいただいたので「いも餅」も作ってみました。


農家さんからいただいた「洛いも」


洛いもを蒸してつぶします


非常に弾力がある長芋で、蒸してから潰し、丸めて少し多めの油で焼きます。調味料は塩のみとシンプルにもかかわらず、外側はパリパリで中は柔らかい、おいしいいも餅ができあがりました。




「すき焼き」と「いも餅」を調理する受講生


カレー、すき焼きのどちらも1時間以内で完成し、おいしくいただきました。次回は4品目の試作を行います!どんな1週間献立ができあがるのか今から楽しみです。


社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。