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2020.11.24

もみすり・精米見学を実施しました

 2020年11月24日(火)、瀬田キャンパスの近くにある「大津市せた森のようちえん」の園児たちに向けて、農学部資源生物科学科 吉村先生と妹尾先生が講師となり、農学部牧農場にて、もみすり・精米見学会を実施しました。
 当日は、園児たち約7名ほどが参加し、普段体験することができないもみすりと精米を見学しました。園児たちは、精米後の食べる前のお米からを想像していなかったもみすり前のお米に驚いていました。また、精米後のお米のさわり心地の良さに次々と触りたい!という声が続出しました。
 もみすりと精米を見学したあとは、牧農場を見学しました。牧農場にはたくさんの植物が生息しています。吉村先生のお話を聞きながら、園児たちは花や草に夢中になり、きれいなマリーゴールドやヒマワリを摘んで持って帰りました。

 ここで、少し吉村先生のお話をご紹介しましょう。
【問題】マリーゴールドには、「フレンチマリーゴールド」と「アフリカンマリーゴールド」があります。この違いはなんでしょうか。
【答え】その違いは・・・「背丈」です。フレンチマリーゴールドは、背丈が低い種類で、アフリカンマリーゴールドは背丈が高い種類なのです。フレンチ、アフリカン、と聞くと、生息地の違いかな・・と思いませんでしたか?

 今回の見学会は農学部を開設した2015年から実施しています。「せた森のようちえん」は、自然の中での学びを大事にされおり、毎年水稲の作付をおこなっています。もみすりと精米を見学することで、園児たちの作付けから収穫、そして、食べる・流通する直前まで体験することができました。龍谷大学農学部のコンセプト「食の循環」をいち早く体験した園児たちは、将来の農学を発展させる一員となることでしょう。
 龍谷大学農学部は、これからも地域や企業と連携し、農学の発展に寄与していきます。

参考URLはこちら:
吉村 大輔 農場技術専門助手
妹尾 拓司 農場技術専門助手
 


もみすり・精米を見学


もみすり・精米したコメを触ってみる


フレンチマリーゴールドを摘む様子


ヒマワリを摘む園児たち