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2020.12.15

あなたの足元には何万匹の○○が! -東大津高校でアグリカフェ開催-

2020年12月15日(火)に滋賀県立東大津高校と連携して農学を身近に感じてもらう取り組み「アグリカフェ※」を開催しました。

当日は、「線虫ってどんな生き物?~あなたの足の下には何万匹の線虫が!~」をテーマにして、線虫の紹介や小さな生物のもつ力を役立てる最新の研究を学びました。

カフェでは、資源生物科学科の岩堀教授から小さな線虫が引き起こす大きな農業被害について、実際に被害を受けた野菜を見せながら説明がなされました。

参加者は1年生が多く、顕微鏡の使い方にまだ慣れていない様子でしたが、顕微鏡をのぞき込み動く線虫の姿が現れると生徒からは驚きの声が上がりました。
また、岩堀教授の研究室(応用線虫学研究室)の研究テーマの一つであるトウガラシを題材に、世界一辛いトウガラシのひとつ「ドラゴン・ブレス」の試食タイムが設けられ、参加者が積極的に体験して大盛り上がりするなど、農学に関心を持つ時間になったようです。
今後も、農学部では、「食」や「農」に関する内容を実験や体験をとおして、中・高校生の研究や学びへの意欲を醸成する取り組みを行っていまいります。

※アグリカフェは造語です。カフェのような雰囲気の中で科学を語り合う「サイエンスカフェ」に倣っています。

【参加者の感想】
・私たちは 毎日 一歩で75000匹の線虫を踏んでいると知り、 今まで、そんなこと考えたこともなかったし、線虫自体を案内広告をもらうまで知らなかったので、驚きました。
 顕微鏡で、実物を見て、小ささに驚き、また こんな小さな虫がもたらす被害も大きかったので、驚きました。(1年生)
・世界一辛いとうがらしが、めちゃくちゃ辛かったです。

【参考URLはこちら】 
岩堀 英晶 教授 
応用線虫学研究室