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2020.12.21

文学研究科 大学院進学ガイダンスを開催【文学部】【文学研究科】

  12月17日(木)に文学研究科春期入学試験の受験予定の方を対象に進学ガイダンス(真宗学、仏教学、哲学、教育学、日本史学、東洋史学、日本語日本文学、英語英米文学の各専攻)をオンライン(ZOOM)にて開催いたしました。
  
  進学ガイダンスでは、研究科の概要・入試情報の説明を行った後に、龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程仏教学専攻 1年生 志智 昭良さんに、修士課程での大学院生活について、教えていただきました。


文学研究科博士後期課程仏教学専攻 1年生 志智 昭良さん

Q 本学文学研究科を進路として決定した理由を教えてください。
A 専門的な資料が豊富にそろっている点と学部から指導していただいている先生のもとで継続して研究を進めたかったからです。

Q 研究テーマ(計画中のものを含む)と概要はどのようなものですか?
A テーマ:縁起説から窺える輪廻観
輪廻の主体を否定する仏教において、輪廻転生をどのように成立させるのかを三蔵や後代の註釈書から検討していく。特に部派ごとの輪廻の解釈を縁起説から考察し、輪廻観を明らかにする。

Q これまでの院での学生生活で、心に残っているものがあれば、教えてください。
A 修士2回生の時の中間発表です。先生方を前にした初めての発表で、色々なアドバイスがもらえ、修士論文に反映させることができました。修士課程で一番緊張したのを覚えています。

Q 本学文学研究科に入学して、一番良かったと感じたことは何ですか?
A 先生方が親身に相談に乗ってくれ、丁寧な指導をしてくれることです。また、奨学金制度が充実しているので、研究に集中することができます。

Q 同級生や教員の雰囲気を教えてください。
A 先生や先輩が中心となって勉強会などを開いてくれるので、コミュニケーションがとりやすく、研究の相談以外にもいろんな話ができます。同級生とはいろんな情報を交換したり、ともに勉強をすることで常に刺激をくれます。

Q 仏教学を研究していて面白いと思える点について、教えてください。
A 同じ宗教の中で様々な教義が混在しており、それぞれの教義から思想的立場を知ることができる点が挙げられます。

Q 大学院での生活を通して、身に付いた力や成長できたと思える点について教えてください。
A 資料や情報をまとめる力や、客観的に物事を考えることが出来るようになりました。

Q 文学研究科に進学を考えている人にメッセージをお願いします。
A 大学院は学部よりも専門的な講義が増え、時間のない中で自身の研究も進めなければならないなど、かかる負担は非常に大きいです。しかし、自分次第で大きく成長出来るのが大学院の最大の魅力だと思います。そのためにも、今のうちからできることを考え、実践しておくことをお勧めします。

大学院入学後のイメージを掴んでいただけましたか。

今回は、仏教学専攻の志智 昭良さんに、大学院の生活について、紹介いただきました。文学研究科の案内誌では、他の専攻の学生からのメッセージを掲載しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

▽文学研究科の案内誌

 

出願期間(文学研究科修士課程):1月6日(水)~22日(金)消印有効

▽2021 年 4 月入学 龍谷大学 大学院入学試験要項