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2020.12.21

第2回洲本プロジェクトフィールドワーク実施【政策学部】

 11月29日(日)、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(以下、洲本プロジェクト)(担当:石倉 研講師)の第2回フィールドワークに14名が参加しました。

今年度は新型コロナウイルスの影響で、例年のようにワークショップやイベントを開催できないため、ヒアリング調査や洲本プロジェクトの活動を紹介するビデオを制作しています。今回のフィールドワークでは、3班に分かれてそれぞれの地域に行きました。

■千草竹原班
昨年度から引き続き、あわじ花山水キャンプ場の広報活動に取り組んでいます。You Tube等で公開するビデオ制作に取りかかり、学生と住民の方が語らう様子や集落の風景や川の水音などを収録しました。
住民の太田さんには、小水力発電機を設置した理由や発電した電気の利用方法について、水田さんには、観光農園「あわじ花山水」の魅力やメンテナンスについて話を聞きました。



■塔下新池班
塔下新池の周辺では現在、大規模な圃場整備工事が進められています。工事によって田畑の形が大幅に変わった際に備えて、工事の様子や地域の風景を記録として写真に撮りました。また、塔下新池田主の方々から、農業への思いや抱えておられる課題について話を聞き、インタビューのあとは、学生が作成した鮎原米の生産・販売に関するアンケート調査への協力を依頼しました。各農家が所有する田畑の面積、生産種類と年間収穫量、販売先、塔下地域の課題などを聞く内容になっています。回答を分析してまとめ、来年度は農作物をより高付加価値を付けて販売するためのアイデアを考えていきます。



■連携づくり班
大森谷里山保全隊Rijinとして活動する卒業生と一緒に、名もなき観光事業に取り組んでいます。パンフレットに掲載される有名なスポットを巡るのではなく、ピクニックをきっかけとして地域の日常や何気ない風景・文化に触れることで、地域や集落への回路を開くためのプロジェクトです。この日は大森谷集落で、大きなため池のほとりや日本の原風景である棚田など「外の人」目線で感じる地域内の美しい場所でモデルピクニックを行い、何があればこの場所に人が来るきっかけになるかを話し合いました。

*政策学部ではPCR検査を導入しており、フィールドワーク参加者全員がPCR検査を実施し、陰性が確認された学生のみ参加しております。