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2020.12.21

福祉フォーラム2020【オンライン(Zoom)開催】「社会には『かっこいい福祉』が必要だ!~withコロナ時代を見すえて~」を開催しました!

12月12日(土)にオンラインで福祉フォーラム2020「社会には『かっこいい福祉』が必要だ!~withコロナ時代を見すえて~」を開催しました。

現代社会では孤立化が進行しており、加えて新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延により、直接的な人との対話や交流が激減する中、「社会福祉」はどのような視点でどのような役割を果たせるのか。本フォーラムでは、制度にないサービスを生み出したり、他分野ともっと自由につながったり、従来の「社会福祉」のイメージや枠組みを超えていくアプローチについて考えました。

第1部では「社会には「かっこいい福祉」が必要だ!」というテーマで元厚生労働事務次官の村木 厚子氏よりご自身の経験をふまえながら、これからの福祉のあるべき姿について講演がおこなわれました。

第2部では本学社会学部長 山田 容氏のコーディネートの下でNPO法人こどもソーシャルワークセンター理事長 幸重 忠孝氏から「子どもたちがつくるまちの子どもソーシャルワーク」や神戸市兵庫区社会福祉協議会地域支援課長(地域福祉ネットワーカー)長谷部 治氏からは「ひとりの人を救う経験を社会の仕組みに」について現場からの報告がおこなわれ、コメンテーターの村木氏とともに、実践からの福祉についてイメージできるように自由な意見交換が行われました。

200名以上の申込があり、フォーラム参加者からは「福祉の相談窓口はゆるくて抽象的であるのが理想であるとともに、様々な課題にエビデンスをもって発信することが重要であるという言葉が印象的でした。」、「福祉とは?という問いかけに深く考え、福祉に対する考えを今一度整理し、実践したいと思います。」、「実際に現場で働いておられる方の意見は貴重でした。現場でしか見れない視点や考え方などに触れると課題は山積みであることがよくわかりました。」などの感想が寄せられました。